REPORT
【Vol.58】だいにを胸に、新生活。~後編~|ユニークレポート
4月から始まった新生活にも少し慣れ、5月の終わりを迎える今。 通学や通勤のルートには慣れ、徐々に新たな環境に馴染んできた人も多いだろう。 でも、その分ふと立ち止まって、「このままでいいのか」「なんとなくやる気が出ない」と感じる瞬間が出てくる。 新しい挑戦には、希望と不安の両方がつきまとう。 理想と現実のギャップに戸惑ったり、まわりの誰かと比べて焦ったり―― 誰もが心のどこかでそんな気持ちを抱えているはずだ。 今回登場するのは、スタッフとしてだいにぐるーぷの活動を支える安西とじゅんや。 一見順調に見える彼らも、過去には不安や後悔を味わいながら、今の場所にたどり着いている。 挫折、迷い、決断、そして仲間との支え合い。 2人のリアルな経験から、挑戦の本当の意味と向き合ってみたい。 ― これまでの人生で、一番挫折を感じた出来事は何ですか? 安西:浪人期間ですね。中学、高校、大学と進む中で、突然1年だけ止まることになって、周囲が進んでいくのに自分だけ取り残されたような感覚がありました。 安西:世の中では「浪人=チャンス」「切り替え期間」みたいに前向きに言われたりもしますけど、僕自身はそんなふうには捉えられなくて。むしろ、地下アイドルにハマって握手会に通ったり、勉強のモチベーションも下がりっぱなしでした。 安西:結局、現役のときに受かってた大学に戻ることになって……やっぱり“挫折”だったと思いますね。 安西浪人期 安西:でも、その1年が無駄だったかというとそうではなくて。机に向かう時間が増えて、自分自身と向き合う時間も自然と増えた。 安西:「自分とは何か」みたいなことをずっと考えていて、今思えば、客観視する力が身についたのはこの期間だったと思います。 じゅんや:正直、大きな挫折はないんです。というのも、むしろ「挑戦を避けてきた人生だったな」と思っていて。失敗したくないから、無意識にリスクを避けていたところがあったと思います。 じゅんや:でも、そんな自分が強く記憶している出来事がひとつあって、それが2024年に初開催した「感謝祭」です。 2024年の感謝祭当時 じゅんや:初めての大規模イベントだったんですけど、想定以上の来場者が押し寄せて現場は混乱。長時間並んでもグッズも屋台も利用できないという状況になってしまって。 じゅんや:そのとき、僕はパニックになってしまって。優先順位をつけられず、目の前のお客さんのことばかりに集中してしまって、全体が見えなくなっていました。 じゅんや:そこから学んだのは、「立ち止まらずに、次どうするかを考える」っていう姿勢。あの経験はトラウマでもあるけど、間違いなく成長の種でもありました。 ― YouTubeに専念する決断について教えてください。 安西:大学を辞めてYouTubeに専念したのは、心霊スポットの企画がバズって、チャンネルが伸び始めたタイミングでした。 安西:もし登録者が1000人のままだったら、絶対に辞めていなかったと思います。 安西:もちろん、親からの反対もありました。特に母親との衝突は避けられなくて。浪人させてもらって、お金もかかっていたし、罪悪感は大きかったですね。でもそれでも「自分の人生だから」っていう思いが強くて。...
【Vol.58】だいにを胸に、新生活。~後編~|ユニークレポート
4月から始まった新生活にも少し慣れ、5月の終わりを迎える今。 通学や通勤のルートには慣れ、徐々に新たな環境に馴染んできた人も多いだろう。 でも、その分ふと立ち止まって、「このままでいいのか」「なんとなくやる気が出ない」と感じる瞬間が出てくる。 新しい挑戦には、希望と不安の両方がつきまとう。 理想と現実のギャップに戸惑ったり、まわりの誰かと比べて焦ったり―― 誰もが心のどこかでそんな気持ちを抱えているはずだ。 今回登場するのは、スタッフとしてだいにぐるーぷの活動を支える安西とじゅんや。 一見順調に見える彼らも、過去には不安や後悔を味わいながら、今の場所にたどり着いている。 挫折、迷い、決断、そして仲間との支え合い。 2人のリアルな経験から、挑戦の本当の意味と向き合ってみたい。 ― これまでの人生で、一番挫折を感じた出来事は何ですか? 安西:浪人期間ですね。中学、高校、大学と進む中で、突然1年だけ止まることになって、周囲が進んでいくのに自分だけ取り残されたような感覚がありました。 安西:世の中では「浪人=チャンス」「切り替え期間」みたいに前向きに言われたりもしますけど、僕自身はそんなふうには捉えられなくて。むしろ、地下アイドルにハマって握手会に通ったり、勉強のモチベーションも下がりっぱなしでした。 安西:結局、現役のときに受かってた大学に戻ることになって……やっぱり“挫折”だったと思いますね。 安西浪人期 安西:でも、その1年が無駄だったかというとそうではなくて。机に向かう時間が増えて、自分自身と向き合う時間も自然と増えた。 安西:「自分とは何か」みたいなことをずっと考えていて、今思えば、客観視する力が身についたのはこの期間だったと思います。 じゅんや:正直、大きな挫折はないんです。というのも、むしろ「挑戦を避けてきた人生だったな」と思っていて。失敗したくないから、無意識にリスクを避けていたところがあったと思います。 じゅんや:でも、そんな自分が強く記憶している出来事がひとつあって、それが2024年に初開催した「感謝祭」です。 2024年の感謝祭当時 じゅんや:初めての大規模イベントだったんですけど、想定以上の来場者が押し寄せて現場は混乱。長時間並んでもグッズも屋台も利用できないという状況になってしまって。 じゅんや:そのとき、僕はパニックになってしまって。優先順位をつけられず、目の前のお客さんのことばかりに集中してしまって、全体が見えなくなっていました。 じゅんや:そこから学んだのは、「立ち止まらずに、次どうするかを考える」っていう姿勢。あの経験はトラウマでもあるけど、間違いなく成長の種でもありました。 ― YouTubeに専念する決断について教えてください。 安西:大学を辞めてYouTubeに専念したのは、心霊スポットの企画がバズって、チャンネルが伸び始めたタイミングでした。 安西:もし登録者が1000人のままだったら、絶対に辞めていなかったと思います。 安西:もちろん、親からの反対もありました。特に母親との衝突は避けられなくて。浪人させてもらって、お金もかかっていたし、罪悪感は大きかったですね。でもそれでも「自分の人生だから」っていう思いが強くて。...
【Vol.57】だいにを胸に、新生活。~前編~|ユニークレポート
新緑が街並みを染める季節。 舞った若葉がふわりと帆を撫でるように、あなたにも新しい区切りが訪れてはいないだろうか。 新しい事を始めるのは、帆船が出港するようなもの。それぞれ期待や不安という荷物を積んで、未知の海へ進んでいく。 だいにぐるーぷは様々な出港を経験してきたが、とりわけ未知な分野に対して積極的な姿勢を持っているのは、西尾ではないだろうか。 彼が紡ぐ言葉を通して、新生活にも通ずるひとつの羅針盤を届けよう。 ―西尾さんの過去を振り返って、「新生活」「挑戦」といえば何ですか? 西尾:大学生活ですね。僕ら全員、高校の新生活失敗してるし。大学の一年目じゃないかな。 20:00~高校生活について語られている ―大学一年目ではどんな事に挑戦されましたか? 西尾:浪人して早稲田大学に入ったのは、一つのキーポイントですね。僕、人生の中で個人的に大事な要素が、成功体験と失敗体験だと思ってて。 西尾:挑戦する事って、どっちにも転ぶと思うんですよね。上手くいったら成功体験になるし、失敗したら「自分の現在地を知る」っていう経験になるし。 西尾:そう考えて、とにかく場数を踏む、経験値を積むって意味で色々やりました。大学一年目の最初、5,6個のサークルに入ったんですよね。将来的な事も考えて、国際交流系、ビジネス系のサークル等に挑戦してみました。 西尾の大学時代のInstagramストーリー投稿 ―サークル活動で成功、失敗体験はありましたか? 西尾:成功体験だと、ビジネス系です。1年生限定で、他の大学と共同のビジネスコンテストに参加しました。 西尾:あまりリーダーを務める経験をした事は無かったんですけど、そのコンテストでは僕がリーダーを務めて優勝できたので、挑戦してよかったなと思います。 西尾:失敗体験だと、国際交流系です。僕、ある程度読めるんですけど、耳が悪くて。リスニングが全くできないんですよ。(笑) メンバーシップ限定動画「限定動画 Vol.303|学力テスト 中学の問題5教科」ではリスニングがないため96点でトップだった。 西尾:半年くらいリスニング教材使ったりしたんですけど、もう耳だけはどうにもなんなくて。センターのリスニングは14点とかでした。 西尾:あと仮に英語が話せても、別に外国人と喋りたい訳じゃないなって気付きました(笑)そういう所も含めて向いてなかったんじゃないかな。 ―半年間のリスニング練習、CG独学など、西尾さんは勉学に積極的な印象です。勉強する時の原動力は何ですか? 西尾:浪人した時に「勉強って意外とおもろいやん」って感じた事ですかね。 ―どんな時が楽しかったですか? 西尾:変な言い方ですけど、勉強して知識を入れる事で、世の中の解像度が上がる様に感じた時ですね。歴史とかもだけど、詳しい事を知った時に、今の世界の解像度が少し上がって、知識あったほうが楽しいじゃんって。 西尾:CGとかもそうですね。やりたい事について学ぶと、どんどんその形に近づいていって、こういう風にやるとできるんだって分かってきて、それが楽しいです。 ―知識を自分に蓄積する、「レベル上げ」のような楽しさが一番の原動力なのでしょうか。 西尾:そうですね。僕結構ゲーム好きだったのもあって、マジで人生のレベル上げって感じです。 西尾:モンハンもね、強いモンスターの方が楽しいですから。...
【Vol.57】だいにを胸に、新生活。~前編~|ユニークレポート
新緑が街並みを染める季節。 舞った若葉がふわりと帆を撫でるように、あなたにも新しい区切りが訪れてはいないだろうか。 新しい事を始めるのは、帆船が出港するようなもの。それぞれ期待や不安という荷物を積んで、未知の海へ進んでいく。 だいにぐるーぷは様々な出港を経験してきたが、とりわけ未知な分野に対して積極的な姿勢を持っているのは、西尾ではないだろうか。 彼が紡ぐ言葉を通して、新生活にも通ずるひとつの羅針盤を届けよう。 ―西尾さんの過去を振り返って、「新生活」「挑戦」といえば何ですか? 西尾:大学生活ですね。僕ら全員、高校の新生活失敗してるし。大学の一年目じゃないかな。 20:00~高校生活について語られている ―大学一年目ではどんな事に挑戦されましたか? 西尾:浪人して早稲田大学に入ったのは、一つのキーポイントですね。僕、人生の中で個人的に大事な要素が、成功体験と失敗体験だと思ってて。 西尾:挑戦する事って、どっちにも転ぶと思うんですよね。上手くいったら成功体験になるし、失敗したら「自分の現在地を知る」っていう経験になるし。 西尾:そう考えて、とにかく場数を踏む、経験値を積むって意味で色々やりました。大学一年目の最初、5,6個のサークルに入ったんですよね。将来的な事も考えて、国際交流系、ビジネス系のサークル等に挑戦してみました。 西尾の大学時代のInstagramストーリー投稿 ―サークル活動で成功、失敗体験はありましたか? 西尾:成功体験だと、ビジネス系です。1年生限定で、他の大学と共同のビジネスコンテストに参加しました。 西尾:あまりリーダーを務める経験をした事は無かったんですけど、そのコンテストでは僕がリーダーを務めて優勝できたので、挑戦してよかったなと思います。 西尾:失敗体験だと、国際交流系です。僕、ある程度読めるんですけど、耳が悪くて。リスニングが全くできないんですよ。(笑) メンバーシップ限定動画「限定動画 Vol.303|学力テスト 中学の問題5教科」ではリスニングがないため96点でトップだった。 西尾:半年くらいリスニング教材使ったりしたんですけど、もう耳だけはどうにもなんなくて。センターのリスニングは14点とかでした。 西尾:あと仮に英語が話せても、別に外国人と喋りたい訳じゃないなって気付きました(笑)そういう所も含めて向いてなかったんじゃないかな。 ―半年間のリスニング練習、CG独学など、西尾さんは勉学に積極的な印象です。勉強する時の原動力は何ですか? 西尾:浪人した時に「勉強って意外とおもろいやん」って感じた事ですかね。 ―どんな時が楽しかったですか? 西尾:変な言い方ですけど、勉強して知識を入れる事で、世の中の解像度が上がる様に感じた時ですね。歴史とかもだけど、詳しい事を知った時に、今の世界の解像度が少し上がって、知識あったほうが楽しいじゃんって。 西尾:CGとかもそうですね。やりたい事について学ぶと、どんどんその形に近づいていって、こういう風にやるとできるんだって分かってきて、それが楽しいです。 ―知識を自分に蓄積する、「レベル上げ」のような楽しさが一番の原動力なのでしょうか。 西尾:そうですね。僕結構ゲーム好きだったのもあって、マジで人生のレベル上げって感じです。 西尾:モンハンもね、強いモンスターの方が楽しいですから。...
【Vol.56】特設サイトの裏側|エンジニアクルーレポート
-だいにぐるーぷのイベントや企画をITの力で支える。 (※この記事は2025年5月上旬に取材が行われたものです) 企画やイベントに合わせて作られる特設サイトの数々。それらを筆頭にさまざまなプログラム開発でだいにぐるーぷを支えているのがエンジニアクルーだ。 今回は「世界滅亡ドッキリ」上映会まわりの事情を中心に彼らエンジニアクルーの業務について3人のメンバーに話を聞かせてもらった。 -エンジニアクルーの普段のお仕事について教えてください。 ヤス:私は主に特設サイトの作成と、クルーのリーダーとして各プロジェクトのいわゆるプロジェクトマネージャー的な立ち位置です。全体的な指示だったり品質管理だったり人事総括マネジメントをしています。 ねるねる:自分はチケットプログラムという、上映会や感謝祭のチケットを発行するプログラムの対応を行っています。それと、API開発の分野において調査・実装など諸々の作業をしています。 なおき:自分はAPI開発のチームで、主にプロジェクトを進めていく中で出てきた課題を調査しています。 -完全分業って形でお仕事なされているんですね。 ヤス:そうですね。1つの大きなプロジェクトの中に何人か配属していますが、その中でもAPI開発という分野では実際に開発するチームと技術検証するチームとみたいな形で主に2チームに分けています。 -なるほど。ちなみにAPI開発の分野ではどんなものが作られているかお伺いしてもいいですか?ねるねる:ざっくりとした説明にはなってしまうんですが、チケットを購入する公式サイトのアカウントと連携して、YouTubeのメンバーシップ会員の方々により便利なメンバーシップ体験ができるようにというのが目的です。 今回の上映会は6都市7公演が予定されている -今上映会が近づいてきていて、チケット発券なんかは対応が忙しいと思うんですが、今回の上映会アップデートに際してなにかチケット自体にもアップデートがあったりしたんでしょうか? ねるねる:元々チケットプログラムっていうのはそんなに歴が長いものではないんです。藤山さんがやってくださっていたものを我々が引き継いで、まだ2公演分程度しかしていないので、そういう意味では劇的なアップデートはしていないんです。 須藤のハニトラどっきりでも活躍した藤山さん。だいにぐるーぷのECサイト等の担当をしている。 ねるねる:ですが、チケット発券が早めに対応できるようになったというのはありますね。元々当日ないしは前日くらいにチケットが発券されるっていう結構ギリギリのスケジュールで、「本当にこれチケット買えているのか?」みたいな不安が募る状態だったんです。 ねるねる:なので、その辺のスケジュールのハンドリングも早めに対応しようねとか、それで万が一ミスがあっても問い合わせに対応できるようにしようねとかっていうのを、僕含めエンジニアクルー全体で取り組んでいます。 2025年5月10日にX公式アカウントで投稿されたチケット反映完了のお知らせ -続いて、上映会特設サイトについてなんですが、これってだいたいどのくらいの期間で作成されているんでしょうか? ヤス:特設サイト自体はまず、デザインとそれを開発するっていう工程に分かれています。デザインに関してはツールだったりだいに側のスタッフの方だったりが対応してくださっていて、私が開発を担当しているって形です。 ヤス:それぞれ1週間ずつの期間が設けられているので、合計で2週間程度で特設サイトを作成しています。 新企画「世界滅亡ドッキリ」の特設サイト -特設サイトを作る上でなにか意識していることだったり気を付けていることだったりというのはありますか? ヤス:やはりサイトを見ていただく端末って人それぞれなので、どの端末で見ても同じように見えるようにというのは意識しています。 ヤス:パソコンで見る方とか、あとはスマホでもiPhoneなのかAndroidなのか。iPhoneでもSEがあったりPro・Pro MAXがあったりで画面のサイズも違う場合があるし、動作環境も違う場合があるのでそこに依存しないようにデザインを改善するとか。 ヤス:そういったところはやはり実機を見てチェックしないといけないので、ここはフォントサイズをもう少し下げるだとか、もう少し余白を開けるだとか、そういったところはどっちがいいだろうっていうのを意識しながら開発しています。 ―ちなみに、今まで数多くの特設サイトを手掛けたかと思いますが、一番気に入っていたり思い入れがあったりするものはありますか? ヤス:一番思い入れがあるっていうと、やはり大変だったっていう記憶もあって直近の感謝祭特設サイトですね。情報量が多かったので、その分開発する内容とかそういうのが結構多かったなというのが一番記憶に新しいです。 「DAI2...
【Vol.56】特設サイトの裏側|エンジニアクルーレポート
-だいにぐるーぷのイベントや企画をITの力で支える。 (※この記事は2025年5月上旬に取材が行われたものです) 企画やイベントに合わせて作られる特設サイトの数々。それらを筆頭にさまざまなプログラム開発でだいにぐるーぷを支えているのがエンジニアクルーだ。 今回は「世界滅亡ドッキリ」上映会まわりの事情を中心に彼らエンジニアクルーの業務について3人のメンバーに話を聞かせてもらった。 -エンジニアクルーの普段のお仕事について教えてください。 ヤス:私は主に特設サイトの作成と、クルーのリーダーとして各プロジェクトのいわゆるプロジェクトマネージャー的な立ち位置です。全体的な指示だったり品質管理だったり人事総括マネジメントをしています。 ねるねる:自分はチケットプログラムという、上映会や感謝祭のチケットを発行するプログラムの対応を行っています。それと、API開発の分野において調査・実装など諸々の作業をしています。 なおき:自分はAPI開発のチームで、主にプロジェクトを進めていく中で出てきた課題を調査しています。 -完全分業って形でお仕事なされているんですね。 ヤス:そうですね。1つの大きなプロジェクトの中に何人か配属していますが、その中でもAPI開発という分野では実際に開発するチームと技術検証するチームとみたいな形で主に2チームに分けています。 -なるほど。ちなみにAPI開発の分野ではどんなものが作られているかお伺いしてもいいですか?ねるねる:ざっくりとした説明にはなってしまうんですが、チケットを購入する公式サイトのアカウントと連携して、YouTubeのメンバーシップ会員の方々により便利なメンバーシップ体験ができるようにというのが目的です。 今回の上映会は6都市7公演が予定されている -今上映会が近づいてきていて、チケット発券なんかは対応が忙しいと思うんですが、今回の上映会アップデートに際してなにかチケット自体にもアップデートがあったりしたんでしょうか? ねるねる:元々チケットプログラムっていうのはそんなに歴が長いものではないんです。藤山さんがやってくださっていたものを我々が引き継いで、まだ2公演分程度しかしていないので、そういう意味では劇的なアップデートはしていないんです。 須藤のハニトラどっきりでも活躍した藤山さん。だいにぐるーぷのECサイト等の担当をしている。 ねるねる:ですが、チケット発券が早めに対応できるようになったというのはありますね。元々当日ないしは前日くらいにチケットが発券されるっていう結構ギリギリのスケジュールで、「本当にこれチケット買えているのか?」みたいな不安が募る状態だったんです。 ねるねる:なので、その辺のスケジュールのハンドリングも早めに対応しようねとか、それで万が一ミスがあっても問い合わせに対応できるようにしようねとかっていうのを、僕含めエンジニアクルー全体で取り組んでいます。 2025年5月10日にX公式アカウントで投稿されたチケット反映完了のお知らせ -続いて、上映会特設サイトについてなんですが、これってだいたいどのくらいの期間で作成されているんでしょうか? ヤス:特設サイト自体はまず、デザインとそれを開発するっていう工程に分かれています。デザインに関してはツールだったりだいに側のスタッフの方だったりが対応してくださっていて、私が開発を担当しているって形です。 ヤス:それぞれ1週間ずつの期間が設けられているので、合計で2週間程度で特設サイトを作成しています。 新企画「世界滅亡ドッキリ」の特設サイト -特設サイトを作る上でなにか意識していることだったり気を付けていることだったりというのはありますか? ヤス:やはりサイトを見ていただく端末って人それぞれなので、どの端末で見ても同じように見えるようにというのは意識しています。 ヤス:パソコンで見る方とか、あとはスマホでもiPhoneなのかAndroidなのか。iPhoneでもSEがあったりPro・Pro MAXがあったりで画面のサイズも違う場合があるし、動作環境も違う場合があるのでそこに依存しないようにデザインを改善するとか。 ヤス:そういったところはやはり実機を見てチェックしないといけないので、ここはフォントサイズをもう少し下げるだとか、もう少し余白を開けるだとか、そういったところはどっちがいいだろうっていうのを意識しながら開発しています。 ―ちなみに、今まで数多くの特設サイトを手掛けたかと思いますが、一番気に入っていたり思い入れがあったりするものはありますか? ヤス:一番思い入れがあるっていうと、やはり大変だったっていう記憶もあって直近の感謝祭特設サイトですね。情報量が多かったので、その分開発する内容とかそういうのが結構多かったなというのが一番記憶に新しいです。 「DAI2...
【Vol.55】新メンバーとしや|スタッフレポート
4月― 「怒涛の3月を終えたので近況報告します」の動画にて初登場を果たした新スタッフ・黒澤壽哉(くろさわとしや)。 彼の初登場は7:15あたりから 彼とだいにぐるーぷの関係性は「中学の同級生」であるが、だいいちぐるーぷに所属していたとしやと「だいにぐるーぷ」の関わりは決して深いものではなかった。 小学校で出会い、気心知れた友人として共に過ごしてきた岩田との関係性も例にもれず、中学卒業以降の交流は途絶えてしまう。 としやが社会人になると岩田との交流が再開することになる。幼き日のとしやが感じていた岩田の「才能」がYouTuber「だいにぐるーぷ」として花開こうとしていた時だった。 結成から8年、彼は岩田が舵を取る「だいにぐるーぷ」を一視聴者として、あるいは友人として応援し続けた。 そんな彼がなぜ「だいにぐるーぷ」への加入を決意したのか。「だいにぐるーぷ」新スタッフ・としやの胸中やいかに。 ―「だいにぐるーぷ」加入の経緯を教えてください としや:「だいにぐるーぷ」の活動は一視聴者として応援していました。登録者数が数千人の時を知っているので、こんなに大きくなったことに驚きました。「だいにぐるーぷに入りたい」と考えるようになったのは、今年の初めか去年の暮れに岩田と地元の友人とでスノボに行った時です。 としや:帰りがけ風呂に入った時ですね、岩田と2人で話すタイミングがありました。そこで話してくれた「だいにぐるーぷ」の活動が、なんというか、すごく楽しそうだなって感じたんです。 地元の友人複数名との1枚 としや:当時の仕事に不満があったわけではありません。ただ、同じことを繰り返す毎日で、漠然とした「何かしたいな」って気持ちを抱えていました。 としや:それで岩田に「もしだいにに入りたいって言ったらどう思う?」って聞いてみたんです。そうしたら岩田が「めっちゃ嬉しいよ」って言ってくれて。それから1人でしっかり考えて、一週間後岩田にLINEで「だいにぐるーぷに入りたいです。やらせてください」と伝えました。こうして、だいにぐるーぷへの加入が決まりました。 ―ぐるーぷでの役割業務を教えてください サブチャンネル初登場時 としや:今は上映会に向けて、イベントのことだったりグッズのことだったりでなつのお手伝いをしています。 としや:あとは、加入する際、岩田から「No2として動いてくれると嬉しい」と言われているので、ぐるーぷを大きくするために尽力しています。例えば、メインやサブを作るために何が必要かリサーチしたり資料を作ったり、そういう動きを今はやっています。 としや:今後やりたいこととしては、今ってメイン、サブ、グッズと各々が独立した動きをしているんですけど、それらを統括してぐるーぷ全体を俯瞰することで、どこをどうしたら成長できるかを見極めていきたいなと思っています。 としや:あとは、自分で言うのは恥ずかしいけど、結構真面目な方ですし、他人と揉めることもない性格なので、ぐるーぷ全体の潤滑油になれるかなって思っています。 としやの成人式での1枚。彼が”だいいちぐるーぷ”のメンバーだったことが容易に想像できる集合写真だ。 ―前職での経験はどのように活かせそうですか としや:前職はエンジニアと営業を掛け合わせたサラリーマンでした。営業の経験値でいうと、目標を設定してそのために何をすべきかを明確化して戦略立てて管理する、みたいなところはグッズとかで活かせるかなと思います。 ―動画内(主にサブ)でのポジションについて、どのように考えていますか。 としや:自分を全面に出すつもりは全くないですね。だいにを大きくしたい、という気持ちが1番なので。ただ、それにはファンの存在がとても大事だと思っていて。動画をあげたら毎回見てくれるようなファンを増やしたい。 としや:なので、だいにを大きくする過程で僕の存在が何か役に立つなら、それはそれでいいかなと思っています。ただ、あくまでもだいにを大きくすることが1番です。 ―上映会などで差し入れを持ってくるのは? としや:それはめちゃくちゃ嬉しいです(笑) ―今後どのような企画を行いたいですか。 としや:実はメインの動画って見てないんですよね。サブチャンネルの日常を切り取ったようなわちゃわちゃした感じが好きで。...
【Vol.55】新メンバーとしや|スタッフレポート
4月― 「怒涛の3月を終えたので近況報告します」の動画にて初登場を果たした新スタッフ・黒澤壽哉(くろさわとしや)。 彼の初登場は7:15あたりから 彼とだいにぐるーぷの関係性は「中学の同級生」であるが、だいいちぐるーぷに所属していたとしやと「だいにぐるーぷ」の関わりは決して深いものではなかった。 小学校で出会い、気心知れた友人として共に過ごしてきた岩田との関係性も例にもれず、中学卒業以降の交流は途絶えてしまう。 としやが社会人になると岩田との交流が再開することになる。幼き日のとしやが感じていた岩田の「才能」がYouTuber「だいにぐるーぷ」として花開こうとしていた時だった。 結成から8年、彼は岩田が舵を取る「だいにぐるーぷ」を一視聴者として、あるいは友人として応援し続けた。 そんな彼がなぜ「だいにぐるーぷ」への加入を決意したのか。「だいにぐるーぷ」新スタッフ・としやの胸中やいかに。 ―「だいにぐるーぷ」加入の経緯を教えてください としや:「だいにぐるーぷ」の活動は一視聴者として応援していました。登録者数が数千人の時を知っているので、こんなに大きくなったことに驚きました。「だいにぐるーぷに入りたい」と考えるようになったのは、今年の初めか去年の暮れに岩田と地元の友人とでスノボに行った時です。 としや:帰りがけ風呂に入った時ですね、岩田と2人で話すタイミングがありました。そこで話してくれた「だいにぐるーぷ」の活動が、なんというか、すごく楽しそうだなって感じたんです。 地元の友人複数名との1枚 としや:当時の仕事に不満があったわけではありません。ただ、同じことを繰り返す毎日で、漠然とした「何かしたいな」って気持ちを抱えていました。 としや:それで岩田に「もしだいにに入りたいって言ったらどう思う?」って聞いてみたんです。そうしたら岩田が「めっちゃ嬉しいよ」って言ってくれて。それから1人でしっかり考えて、一週間後岩田にLINEで「だいにぐるーぷに入りたいです。やらせてください」と伝えました。こうして、だいにぐるーぷへの加入が決まりました。 ―ぐるーぷでの役割業務を教えてください サブチャンネル初登場時 としや:今は上映会に向けて、イベントのことだったりグッズのことだったりでなつのお手伝いをしています。 としや:あとは、加入する際、岩田から「No2として動いてくれると嬉しい」と言われているので、ぐるーぷを大きくするために尽力しています。例えば、メインやサブを作るために何が必要かリサーチしたり資料を作ったり、そういう動きを今はやっています。 としや:今後やりたいこととしては、今ってメイン、サブ、グッズと各々が独立した動きをしているんですけど、それらを統括してぐるーぷ全体を俯瞰することで、どこをどうしたら成長できるかを見極めていきたいなと思っています。 としや:あとは、自分で言うのは恥ずかしいけど、結構真面目な方ですし、他人と揉めることもない性格なので、ぐるーぷ全体の潤滑油になれるかなって思っています。 としやの成人式での1枚。彼が”だいいちぐるーぷ”のメンバーだったことが容易に想像できる集合写真だ。 ―前職での経験はどのように活かせそうですか としや:前職はエンジニアと営業を掛け合わせたサラリーマンでした。営業の経験値でいうと、目標を設定してそのために何をすべきかを明確化して戦略立てて管理する、みたいなところはグッズとかで活かせるかなと思います。 ―動画内(主にサブ)でのポジションについて、どのように考えていますか。 としや:自分を全面に出すつもりは全くないですね。だいにを大きくしたい、という気持ちが1番なので。ただ、それにはファンの存在がとても大事だと思っていて。動画をあげたら毎回見てくれるようなファンを増やしたい。 としや:なので、だいにを大きくする過程で僕の存在が何か役に立つなら、それはそれでいいかなと思っています。ただ、あくまでもだいにを大きくすることが1番です。 ―上映会などで差し入れを持ってくるのは? としや:それはめちゃくちゃ嬉しいです(笑) ―今後どのような企画を行いたいですか。 としや:実はメインの動画って見てないんですよね。サブチャンネルの日常を切り取ったようなわちゃわちゃした感じが好きで。...
【Vol.54】プロフェッショナル~なつの流儀~|ユニークレポート
流儀ー 男だらけの会社の紅一点として日々の業務をこなすなつこと大野菜摘。(以下なつ) そもそもなつがどんな経緯で参入したかを知っている人は少ないのではないのだろうか。 出会いはだいにぐるーぷのチャンネル登録者数がまだ1000人台だった頃。当時同じくYoutuberとして活動していたなつのグループにコラボ依頼が来たことがきっかけだった。 その後、地元が近いことが分かり親密な関係になったものの、だいにぐるーぷは心霊企画で登録者数が爆増、なつのグループは変わらず底辺を走っていた。 それを岩田に相談した結果、宇宙人(現だいにぐるーぷスタッフの安西拓海)と活動を開始することに。しかし、なかなか芽が出ずになつのグループは各々別の道へ進むことになった。 それでもまだ、Youtubeで頑張りたいと思っていた時に岩田から誘われ、だいにぐるーぷへ参入したのだ。 当然出てくるであろう男性だらけの職場に抵抗はなかったのかという問いに対しなつは、最初から友達だったこと、岩田からグッズ制作担当としてのポジションを用意されて参入できたことで、抵抗はなかったと話す。 本記事では今やだいにぐるーぷにとって欠かせない存在となった、なつの上映会前はどんな一日を過ごしているのか、どんな目線で物事を考えているのかなど、多忙極める彼女のプロフェッショナルな部分を感じることができる。 本記事からなつの想いを感じ取ってみてほしい。 ―上映会前のなつさんのスケジュールを教えてください。なつ:だいには12時出勤なので、その時間ベースで生きていたんですけど、一般的な会社は午前中から活動しているので、必然的に午前中に商談とか打ち合わせが多くなってくるんですよ。 なつ:なのでリモートワークできる場所で、切りの良いところまで終わらせてから出社するようになりましたね。早起きになりました。 ―業務内容はなにを担当していますか? なつ:本当に浅く広く担当しているのでこれっていうのが難しいので上映会面で話しますね。 なつ:会場とのアポイントメントから始まって、企画書の提出、新しい試みをする上での会場側との折衝、グッズ制作、管理系で言うと、イベントクルーとスタッフ、タイムテーブル、予算、備品など上映会だけでも色々やってますね(笑) 毎上映会ごとに内容がアップデートされているが、今回のアップデートは以下の通りだ。この実現すべてになつが関わっているのを想像するだけでも、より良いものをDai2 crewへ届けたいという想いが伺える。 先日のサブチャンネルでのリーダー岩田と生配信でグッズやインチキくじの景品などについて説明した ―上映会時期ではない時、どんなことを考えて過ごしていますか?なつ:意識的に外に出歩くようにしていますね。そうすると今何が世の中的に流行っているのか段々と見えてきたりして、グッズ制作のヒントになっています。 なつ:だいには3か月に1回のペースで上映会、年1回の感謝祭、他のイベントも不定期であったりするので、常にアンテナを張っておかないと、より良いものを届けられないんですよね。 先日ファンコミュニティ「Discord」内にてアンケートを実施していたなつ。この行動も「より良いものを」精神からきたものだったとなつは話した。 ―今後出したいグッズを教えてください。なつ:自分の出したいものを予算とか関係なく出せるんだとしたら、ピアスをめちゃめちゃ出したいです。 なつ:というのも私、年中ピアスをつけているので、すごいこだわって作れると思うんですよ。それにだいにぐるーぷの商品で妥協したものは出したくないっていうグループのこだわりともマッチしていますし、これを読んでくださった人の反響が良ければ、候補に入れようかな(笑) なつ:私が女性でここのチームにいるからこそ女性に寄り添った商品をいつか出したいなって想いは強くあります。 なつ:あとはボイス系の商品にも興味ありますね。例えば、西尾の「ふざけんな!」(過去のPPプランでの西尾のブチギレ説教部屋開始のフレーズ)のボイスが入った「絶対起きれる目覚まし時計」とか逆に飯野のあの声のトーンで「絶対起きれない!?飯野のインチキ目覚まし時計」とかくじの景品での展開が相性が良さそうかな。 ―だいにぐるーぷと関わり始めた頃のエピソードを教えてください。なつ:仲良くなった当初、よくカラオケに行っていて、私も彼らも90年代とかの古めの音楽が好きだったので、歌う曲も乗るところも合って、同年代と遊ぶ時よりも楽しかったですね。 なつ:仕事面で言うと、参入した当初は、頑張っているのに本当にお金が無くて、そういう姿も偉いなと思いつつ、お金の問題ってすごく重い空気とかになると思うんですけど、だいにはそれすらも笑いにするというか、お金面に対して文句を言っているのは聞いたことがなかったです。 ―メンバーとの距離感だったりはどう工夫していますか?なつ:だいに関係なく、人との関わり方の大前提が、嫌われないように動いたり、みんなが楽しめているかを考えて動いちゃいます。 なつ:それをメンバーで言うと、飯野だったら、彼はあまり干渉されたくないタイプなので嫌われないようにあまり干渉しなかったり、西尾だったら、明らかに集中モードの今話しかけちゃダメなんだろうなっていうタイミングあるので、そこを見極めて話していますね。 なつ:なので一人一人に変えて接しています。特に岩田に関しては、信頼している分、感情をぶつけやすいんです。なつ:お互いに結構言い合うんですけど、それを言ったからといって、嫌うとかはまったくないし、信頼が大きいからこそ、グループ内でそれをできるのは岩田だけかなって感じていますね。...
【Vol.54】プロフェッショナル~なつの流儀~|ユニークレポート
流儀ー 男だらけの会社の紅一点として日々の業務をこなすなつこと大野菜摘。(以下なつ) そもそもなつがどんな経緯で参入したかを知っている人は少ないのではないのだろうか。 出会いはだいにぐるーぷのチャンネル登録者数がまだ1000人台だった頃。当時同じくYoutuberとして活動していたなつのグループにコラボ依頼が来たことがきっかけだった。 その後、地元が近いことが分かり親密な関係になったものの、だいにぐるーぷは心霊企画で登録者数が爆増、なつのグループは変わらず底辺を走っていた。 それを岩田に相談した結果、宇宙人(現だいにぐるーぷスタッフの安西拓海)と活動を開始することに。しかし、なかなか芽が出ずになつのグループは各々別の道へ進むことになった。 それでもまだ、Youtubeで頑張りたいと思っていた時に岩田から誘われ、だいにぐるーぷへ参入したのだ。 当然出てくるであろう男性だらけの職場に抵抗はなかったのかという問いに対しなつは、最初から友達だったこと、岩田からグッズ制作担当としてのポジションを用意されて参入できたことで、抵抗はなかったと話す。 本記事では今やだいにぐるーぷにとって欠かせない存在となった、なつの上映会前はどんな一日を過ごしているのか、どんな目線で物事を考えているのかなど、多忙極める彼女のプロフェッショナルな部分を感じることができる。 本記事からなつの想いを感じ取ってみてほしい。 ―上映会前のなつさんのスケジュールを教えてください。なつ:だいには12時出勤なので、その時間ベースで生きていたんですけど、一般的な会社は午前中から活動しているので、必然的に午前中に商談とか打ち合わせが多くなってくるんですよ。 なつ:なのでリモートワークできる場所で、切りの良いところまで終わらせてから出社するようになりましたね。早起きになりました。 ―業務内容はなにを担当していますか? なつ:本当に浅く広く担当しているのでこれっていうのが難しいので上映会面で話しますね。 なつ:会場とのアポイントメントから始まって、企画書の提出、新しい試みをする上での会場側との折衝、グッズ制作、管理系で言うと、イベントクルーとスタッフ、タイムテーブル、予算、備品など上映会だけでも色々やってますね(笑) 毎上映会ごとに内容がアップデートされているが、今回のアップデートは以下の通りだ。この実現すべてになつが関わっているのを想像するだけでも、より良いものをDai2 crewへ届けたいという想いが伺える。 先日のサブチャンネルでのリーダー岩田と生配信でグッズやインチキくじの景品などについて説明した ―上映会時期ではない時、どんなことを考えて過ごしていますか?なつ:意識的に外に出歩くようにしていますね。そうすると今何が世の中的に流行っているのか段々と見えてきたりして、グッズ制作のヒントになっています。 なつ:だいには3か月に1回のペースで上映会、年1回の感謝祭、他のイベントも不定期であったりするので、常にアンテナを張っておかないと、より良いものを届けられないんですよね。 先日ファンコミュニティ「Discord」内にてアンケートを実施していたなつ。この行動も「より良いものを」精神からきたものだったとなつは話した。 ―今後出したいグッズを教えてください。なつ:自分の出したいものを予算とか関係なく出せるんだとしたら、ピアスをめちゃめちゃ出したいです。 なつ:というのも私、年中ピアスをつけているので、すごいこだわって作れると思うんですよ。それにだいにぐるーぷの商品で妥協したものは出したくないっていうグループのこだわりともマッチしていますし、これを読んでくださった人の反響が良ければ、候補に入れようかな(笑) なつ:私が女性でここのチームにいるからこそ女性に寄り添った商品をいつか出したいなって想いは強くあります。 なつ:あとはボイス系の商品にも興味ありますね。例えば、西尾の「ふざけんな!」(過去のPPプランでの西尾のブチギレ説教部屋開始のフレーズ)のボイスが入った「絶対起きれる目覚まし時計」とか逆に飯野のあの声のトーンで「絶対起きれない!?飯野のインチキ目覚まし時計」とかくじの景品での展開が相性が良さそうかな。 ―だいにぐるーぷと関わり始めた頃のエピソードを教えてください。なつ:仲良くなった当初、よくカラオケに行っていて、私も彼らも90年代とかの古めの音楽が好きだったので、歌う曲も乗るところも合って、同年代と遊ぶ時よりも楽しかったですね。 なつ:仕事面で言うと、参入した当初は、頑張っているのに本当にお金が無くて、そういう姿も偉いなと思いつつ、お金の問題ってすごく重い空気とかになると思うんですけど、だいにはそれすらも笑いにするというか、お金面に対して文句を言っているのは聞いたことがなかったです。 ―メンバーとの距離感だったりはどう工夫していますか?なつ:だいに関係なく、人との関わり方の大前提が、嫌われないように動いたり、みんなが楽しめているかを考えて動いちゃいます。 なつ:それをメンバーで言うと、飯野だったら、彼はあまり干渉されたくないタイプなので嫌われないようにあまり干渉しなかったり、西尾だったら、明らかに集中モードの今話しかけちゃダメなんだろうなっていうタイミングあるので、そこを見極めて話していますね。 なつ:なので一人一人に変えて接しています。特に岩田に関しては、信頼している分、感情をぶつけやすいんです。なつ:お互いに結構言い合うんですけど、それを言ったからといって、嫌うとかはまったくないし、信頼が大きいからこそ、グループ内でそれをできるのは岩田だけかなって感じていますね。...
【Vol.53】8年前のおれたちへ|8周年記念レポート
2017年春ー 彼らが「だいにぐるーぷ」として漕ぎ出す少し前。 小さくとも希望に溢れた船への乗船を決意した「あの日」の自分に想いを馳せて、 今日の彼らはどんな言葉を贈るのだろうか。 土井谷誠一 2017年当時の土井谷 今あなたは津田沼駅のサイゼリヤにいますね。 岩田からYouTubeをやろうと誘われ、横には安西がいましたね。 今となっては周りの人から「よく人生を賭けれたね」とか言われることもありますが、当時は須藤と加藤と派遣のバイトするフリーターだったため、特に賭ける物のないような状況だったので即答できたのでしょう。 8年前、おそらく将来どうなってるんだろう?と考えているでしょう。 登録者100万人や劇場公開、Blu-ray発売とか信じられない体験もたくさんしますが、今でも8年前と変わらずあのメンツで加藤の家でつるんでいます。 やばいよね? 飯野太一 2017年当時の飯野 おめでとうございます。登録者100万人のYouTuberになれます。 ただ、あなたが今思い描いているであろう東海オンエアのようなスターダムに名を連ねることもないですし、お金も大して稼げません。 「とんでもなく売れるに決まってる」と、何の根拠も持たずにフリーターみたいな生活を送ってる中、いきなりこんなこと言って申し訳ない。 明日のバイト、サボらないでね。そのうち前田さんにガチギレされる。 でもね、今の現状も悪くはないよ。 8年前に想像していた形とは違うけど、想像もできなかったことを数え切れないくらい経験できたから。 無人島から脱出してみようとか、アメリカ全土で鬼ごっこしようとか、考えたことある? インドネシアの無人島のビーチで、朝日が眩しくて起きたことある? もちろんないよな(笑) これからの人生、こんなことばっかりだよ。 どう?ちょっと楽しみになってきたでしょ? 間違いなくYouTubeをやってた方が楽しい人生になるから、ディズニー行くふり選手権の編集に戻っていいよ。 1年後、人生で最高の瞬間を迎えられるので。 須藤祥 2017年当時の須藤 YouTubeを始めた時期はちょうどニートを終え、バイトをしながらの生活だったと思います。...
【Vol.53】8年前のおれたちへ|8周年記念レポート
2017年春ー 彼らが「だいにぐるーぷ」として漕ぎ出す少し前。 小さくとも希望に溢れた船への乗船を決意した「あの日」の自分に想いを馳せて、 今日の彼らはどんな言葉を贈るのだろうか。 土井谷誠一 2017年当時の土井谷 今あなたは津田沼駅のサイゼリヤにいますね。 岩田からYouTubeをやろうと誘われ、横には安西がいましたね。 今となっては周りの人から「よく人生を賭けれたね」とか言われることもありますが、当時は須藤と加藤と派遣のバイトするフリーターだったため、特に賭ける物のないような状況だったので即答できたのでしょう。 8年前、おそらく将来どうなってるんだろう?と考えているでしょう。 登録者100万人や劇場公開、Blu-ray発売とか信じられない体験もたくさんしますが、今でも8年前と変わらずあのメンツで加藤の家でつるんでいます。 やばいよね? 飯野太一 2017年当時の飯野 おめでとうございます。登録者100万人のYouTuberになれます。 ただ、あなたが今思い描いているであろう東海オンエアのようなスターダムに名を連ねることもないですし、お金も大して稼げません。 「とんでもなく売れるに決まってる」と、何の根拠も持たずにフリーターみたいな生活を送ってる中、いきなりこんなこと言って申し訳ない。 明日のバイト、サボらないでね。そのうち前田さんにガチギレされる。 でもね、今の現状も悪くはないよ。 8年前に想像していた形とは違うけど、想像もできなかったことを数え切れないくらい経験できたから。 無人島から脱出してみようとか、アメリカ全土で鬼ごっこしようとか、考えたことある? インドネシアの無人島のビーチで、朝日が眩しくて起きたことある? もちろんないよな(笑) これからの人生、こんなことばっかりだよ。 どう?ちょっと楽しみになってきたでしょ? 間違いなくYouTubeをやってた方が楽しい人生になるから、ディズニー行くふり選手権の編集に戻っていいよ。 1年後、人生で最高の瞬間を迎えられるので。 須藤祥 2017年当時の須藤 YouTubeを始めた時期はちょうどニートを終え、バイトをしながらの生活だったと思います。...