REPORT
【Vol.52】安西に聞くだいにの軌跡|8周年記念レポート
今ここに俺が出たらもっと面白くなるのになぁって思うことはありますよ- メンバーとして活躍し裏方として支え続けたこの8年間。誰よりも近くでだいにぐるーぷとともに歩み続けて来た男、安西拓海。 彼が語る結成当初、各メンバーの変化、だいにぐるーぷとして、彼としての葛藤とは何なのか。今回はそんな彼の思いを取材した。 ー8年という月日を振り返って、率直に感じることはありますか? 安西:早いなって感じですね、YouTube活動に限らずなんですけど。今のところ20代は全部YouTubeに費やしているじゃないですか。もう終わっちゃうな、20代って感じます。 ーやはりご自身が想像していた20代とは別物だったのでしょうか。 安西:そうですね。正直YouTubeを始めて、1年ぐらいは今みたいな人生を想定していなかったです。 安西:僕は普通に受験して普通に大学生になって、唯一ちょっと違ったのがYouTubeを始めたぐらいだったので。こんな人生になるんだなぁとは想像つかなかったですよ。 ー初期のころはメンバーとして活躍され、その後裏方に回った安西さんにとって、立場によっての心境の変化はありましたか? 安西:今年8年目になると思うんですけど、はっきり言って1年目しか役者というかメンバーとしてやっていなかったので、ほぼ裏方なんですよね。 作業をする安西 安西:やっぱり伸びる前と伸びる後で環境がガラッと変わったんです。YouTubeの登録者数が伸びてからちょっとの間演者やってたとかだったら分かるんですけど、 僕の場合は環境がガラッと変わる前から裏方やっていたので。正直比較しにくいんです。 ー安西さん的に大きく変化はなかったんですかね。 安西:そうですね。もちろん場面で裏方と演者っていう差はあるんですけど。 安西:だいにの環境って演者もスタッフも、フラットなのかなって感じるんです。撮影の準備とかも全員で行うし、編集とかも全員で業務に従事しているので。だからさっきの裏方とメンバーでどう違いがあるか、心境の変化っていう話があったと思うんですけど、こういうフラットさがあったからこそ大きく変化しないのかなと思います。 ーありがとうございます。正直なところ、演者側として出たかったなという考えもなかったのでしょうか。 安西:上映会とか、人前でお客さんからキャーって言われてる場面を見ると、俺も立ちたいなと思う場面もなくはないですよ。でも元々そういう場面を一度も経験しない状態で裏方になっていたので。スポットライト症候群みたいなものには一切なってないですね。 安西:あるとすれば、カメラマンが決して喋らない時っていうのも結構あるんです。その場合僕目線だと特に土井谷とかが小さいボケをした時「あ、これ今ボケたな」って感じるのに、他に出てるメンバーが一切気づいていない時もあるんですよ。「早く突っ込んでそこ」みたいな。だから「ここ絶対俺が出た方が盛り上げられるのに」って思うことはありますよ。 ーそんな安西さんから見るメンバーの中で、1番変化を感じる方はいらっしゃいますか? 安西:西尾とかじゃないですかね。元々は同級生が集まって始めたので、わいわいして済ましてた。けれど年月を追うごとに、それは仕事としてダメだよねっていう感覚が出てきたなっていうのが全体的にあると思うんです。 安西:その中で特に西尾が一番仕事に対して求める水準がすごく高いなっていうふうに思っていて。 どうしても社会人の方の基準と比べると、だいにぐるーぷって家族経営的なところを感じるんです。だけどそういう中で西尾だけはすごく高い水準を持って、日々仕事をこなしているなっていうふうには感じますね。 ーむしろ、あまり変化を感じない方はいらっしゃいますか? 安西:みんなそれぞれ変わってますよ。大人になっているなって思います。 安西:でもスタンスが変わっていないのは飯野かな。すごく丸くはなったと思うんですけど、根本にある変に媚びない感じというか、ひょうひょうとしてずっとテンションが変わらないままみたいな。そのスタンスとかが一番変わってないですね。キャラがずっとそのままっていうのはいいことなのかなと思います。 安西:やっぱりキャラの話とか、たまにするときがあるんですよ。 安西:自分のポジションっていうのと、プラスやっぱり自分の出したいものっていうのがどうしても浮かんできちゃうと思うんです。良く見せたいっていうことはきっとあって。だから西尾とか須藤は結構葛藤があったんじゃないかなって思います。 安西:いじられキャラって宿命が色々あるなって個人的に感じるんですよ、僕も似たようなポジションだと思うので。結局、かっこいいって言われたり、クールだとか賢いって言われるのはいじる側で。でもそのいじられキャラがバカっぽくやって動画を盛り上げないとそもそもダメなのに。どうしてもすごいとか技術あるって言われるのは、いじる側なんですよ。 安西:そういう意味ではいじられキャラっていうのは不遇といえば不遇なのかなって思います。だから、たまには2人のことを認めてあげてほしい。わざと必死な顔とか、ちょっとブサイクな顔をしてでも大きなリアクションを取っている須藤と西尾に感謝すべきだと、僕は思ってます。...
【Vol.52】安西に聞くだいにの軌跡|8周年記念レポート
今ここに俺が出たらもっと面白くなるのになぁって思うことはありますよ- メンバーとして活躍し裏方として支え続けたこの8年間。誰よりも近くでだいにぐるーぷとともに歩み続けて来た男、安西拓海。 彼が語る結成当初、各メンバーの変化、だいにぐるーぷとして、彼としての葛藤とは何なのか。今回はそんな彼の思いを取材した。 ー8年という月日を振り返って、率直に感じることはありますか? 安西:早いなって感じですね、YouTube活動に限らずなんですけど。今のところ20代は全部YouTubeに費やしているじゃないですか。もう終わっちゃうな、20代って感じます。 ーやはりご自身が想像していた20代とは別物だったのでしょうか。 安西:そうですね。正直YouTubeを始めて、1年ぐらいは今みたいな人生を想定していなかったです。 安西:僕は普通に受験して普通に大学生になって、唯一ちょっと違ったのがYouTubeを始めたぐらいだったので。こんな人生になるんだなぁとは想像つかなかったですよ。 ー初期のころはメンバーとして活躍され、その後裏方に回った安西さんにとって、立場によっての心境の変化はありましたか? 安西:今年8年目になると思うんですけど、はっきり言って1年目しか役者というかメンバーとしてやっていなかったので、ほぼ裏方なんですよね。 作業をする安西 安西:やっぱり伸びる前と伸びる後で環境がガラッと変わったんです。YouTubeの登録者数が伸びてからちょっとの間演者やってたとかだったら分かるんですけど、 僕の場合は環境がガラッと変わる前から裏方やっていたので。正直比較しにくいんです。 ー安西さん的に大きく変化はなかったんですかね。 安西:そうですね。もちろん場面で裏方と演者っていう差はあるんですけど。 安西:だいにの環境って演者もスタッフも、フラットなのかなって感じるんです。撮影の準備とかも全員で行うし、編集とかも全員で業務に従事しているので。だからさっきの裏方とメンバーでどう違いがあるか、心境の変化っていう話があったと思うんですけど、こういうフラットさがあったからこそ大きく変化しないのかなと思います。 ーありがとうございます。正直なところ、演者側として出たかったなという考えもなかったのでしょうか。 安西:上映会とか、人前でお客さんからキャーって言われてる場面を見ると、俺も立ちたいなと思う場面もなくはないですよ。でも元々そういう場面を一度も経験しない状態で裏方になっていたので。スポットライト症候群みたいなものには一切なってないですね。 安西:あるとすれば、カメラマンが決して喋らない時っていうのも結構あるんです。その場合僕目線だと特に土井谷とかが小さいボケをした時「あ、これ今ボケたな」って感じるのに、他に出てるメンバーが一切気づいていない時もあるんですよ。「早く突っ込んでそこ」みたいな。だから「ここ絶対俺が出た方が盛り上げられるのに」って思うことはありますよ。 ーそんな安西さんから見るメンバーの中で、1番変化を感じる方はいらっしゃいますか? 安西:西尾とかじゃないですかね。元々は同級生が集まって始めたので、わいわいして済ましてた。けれど年月を追うごとに、それは仕事としてダメだよねっていう感覚が出てきたなっていうのが全体的にあると思うんです。 安西:その中で特に西尾が一番仕事に対して求める水準がすごく高いなっていうふうに思っていて。 どうしても社会人の方の基準と比べると、だいにぐるーぷって家族経営的なところを感じるんです。だけどそういう中で西尾だけはすごく高い水準を持って、日々仕事をこなしているなっていうふうには感じますね。 ーむしろ、あまり変化を感じない方はいらっしゃいますか? 安西:みんなそれぞれ変わってますよ。大人になっているなって思います。 安西:でもスタンスが変わっていないのは飯野かな。すごく丸くはなったと思うんですけど、根本にある変に媚びない感じというか、ひょうひょうとしてずっとテンションが変わらないままみたいな。そのスタンスとかが一番変わってないですね。キャラがずっとそのままっていうのはいいことなのかなと思います。 安西:やっぱりキャラの話とか、たまにするときがあるんですよ。 安西:自分のポジションっていうのと、プラスやっぱり自分の出したいものっていうのがどうしても浮かんできちゃうと思うんです。良く見せたいっていうことはきっとあって。だから西尾とか須藤は結構葛藤があったんじゃないかなって思います。 安西:いじられキャラって宿命が色々あるなって個人的に感じるんですよ、僕も似たようなポジションだと思うので。結局、かっこいいって言われたり、クールだとか賢いって言われるのはいじる側で。でもそのいじられキャラがバカっぽくやって動画を盛り上げないとそもそもダメなのに。どうしてもすごいとか技術あるって言われるのは、いじる側なんですよ。 安西:そういう意味ではいじられキャラっていうのは不遇といえば不遇なのかなって思います。だから、たまには2人のことを認めてあげてほしい。わざと必死な顔とか、ちょっとブサイクな顔をしてでも大きなリアクションを取っている須藤と西尾に感謝すべきだと、僕は思ってます。...
【Vol.51】だいにぐるーぷ名(迷)言アワード|8周年記念レポート
数々の動画を出してきただいにぐるーぷ。 視聴者が選ぶ彼らの名言と迷言に迫る。 岩田涼太 名言「老後の人生にデザートを残しておこうと思わない」 サブチャンネル「【隠し撮り】酔わせてリーダーの本音を聞き出してみた」より 岩田の熱い話をクイズにしてみた際に発言した一言。 先日開催された感謝祭内の「岩田ファン王決定戦」にて取り上げられたことで有名。 岩田自身の人生観が象徴されたこの一言に、印象に残った視聴者が多かったようだ。 迷言「せっかくだし女子便所で…」 メインチャンネル「日本のゴーストタウンと呼ばれる街で1週間生活してみた【2日目】」より ゴーストタウン生活での一言。 いつも内に秘めているであろう岩田の猟奇的な一面が迷言の一位となった。 土井谷誠一 名言「 マジ泣きそう」 サブチャンネル「土井谷が愛車を手放し、新たな車を探します」より 土井谷が今まで連れ添った白セレナに対して放つ最後のセリフ。 グループ内でも思い入れの深い白セレナが旅立つことと土井谷の気持ちを考え、一緒に泣いてしまったという声が多かった。現在、社用車はハイエース(通称だいエース)になっている。 迷言「ギャンブルっていうのは、手をつけちゃいけない金に手をつけてからが本当の勝負だってね先生も言ってたんで、帯取るまでやめないです」 土井谷のギャン鬼ぶりを象徴した一言。(該当シーンは16:50~) 3月に公開されたサブチャンネル「一年ぶりにギャン鬼が帰ってきました」でもギャンブルに挑戦し、負けていた土井谷。加藤のギャンブル収支を見ると、加藤に弟子入りしたほうが勝てる可能性があるのではないかと思わされる場面が多々ある(笑) 飯野太一 名言「周到に頑張ったつもりだったんだけどなあ」 メインチャンネル「アメリカ全土で1週間鬼ごっこしてみた。【Part7】」より 「一週間逃亡生活inアメリカ」内で裏切りがバレてしまった際の一言。 毒舌が入るかと思いきや、意外な言葉が選ばれた。 迷言「へいへいちょっと待ってよお姉ちゃーん」 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】パリピの休日をド偏見で完全再現してみた」より まだ底辺時代に飯野がなりきったキャラでの一言。 普段のクールな飯野をイメージしている人からしたら驚くのは間違いないだろう。...
【Vol.51】だいにぐるーぷ名(迷)言アワード|8周年記念レポート
数々の動画を出してきただいにぐるーぷ。 視聴者が選ぶ彼らの名言と迷言に迫る。 岩田涼太 名言「老後の人生にデザートを残しておこうと思わない」 サブチャンネル「【隠し撮り】酔わせてリーダーの本音を聞き出してみた」より 岩田の熱い話をクイズにしてみた際に発言した一言。 先日開催された感謝祭内の「岩田ファン王決定戦」にて取り上げられたことで有名。 岩田自身の人生観が象徴されたこの一言に、印象に残った視聴者が多かったようだ。 迷言「せっかくだし女子便所で…」 メインチャンネル「日本のゴーストタウンと呼ばれる街で1週間生活してみた【2日目】」より ゴーストタウン生活での一言。 いつも内に秘めているであろう岩田の猟奇的な一面が迷言の一位となった。 土井谷誠一 名言「 マジ泣きそう」 サブチャンネル「土井谷が愛車を手放し、新たな車を探します」より 土井谷が今まで連れ添った白セレナに対して放つ最後のセリフ。 グループ内でも思い入れの深い白セレナが旅立つことと土井谷の気持ちを考え、一緒に泣いてしまったという声が多かった。現在、社用車はハイエース(通称だいエース)になっている。 迷言「ギャンブルっていうのは、手をつけちゃいけない金に手をつけてからが本当の勝負だってね先生も言ってたんで、帯取るまでやめないです」 土井谷のギャン鬼ぶりを象徴した一言。(該当シーンは16:50~) 3月に公開されたサブチャンネル「一年ぶりにギャン鬼が帰ってきました」でもギャンブルに挑戦し、負けていた土井谷。加藤のギャンブル収支を見ると、加藤に弟子入りしたほうが勝てる可能性があるのではないかと思わされる場面が多々ある(笑) 飯野太一 名言「周到に頑張ったつもりだったんだけどなあ」 メインチャンネル「アメリカ全土で1週間鬼ごっこしてみた。【Part7】」より 「一週間逃亡生活inアメリカ」内で裏切りがバレてしまった際の一言。 毒舌が入るかと思いきや、意外な言葉が選ばれた。 迷言「へいへいちょっと待ってよお姉ちゃーん」 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】パリピの休日をド偏見で完全再現してみた」より まだ底辺時代に飯野がなりきったキャラでの一言。 普段のクールな飯野をイメージしている人からしたら驚くのは間違いないだろう。...
【Vol.50】もし、YouTuberじゃなかったら。|8周年記念レポート
2017年4月22日のあの日、今や”だいにフレンズ”となった者も含め、岩田・土井谷・飯野・西尾・須藤・安西・加藤・有馬・佐々木の9人でYouTuber「だいにぐるーぷ」は始まった。 大学に通う者、バイトや派遣で生計をたてる者など個性豊かなメンバーたち。彼らのここまでの道のりは山あり谷あり、宇宙人加入やメンバーの出戻り・脱退などの紆余曲折も経て今は5人で活動をしている。 あの日から8年、もしYouTuberとして活動を始めなかったら一体彼らはどんな人生を歩んでいたのか?視聴者も、彼らも知り得ない世界線の8年間を今回は想像ベースにアンケートを取ってみた。 画像は2020年にマイナビニュースに取り上げられた時のもの 岩田涼太 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】ディズニー行かない振り選手権」より ー岩田の20歳 慶応義塾大学環境情報学部在学中で、通称’’SFC’’に通っていた。地元の女性と付き合っていたらしい。(メンバーSからのタレコミ) ー岩田が思い描く、20歳から27歳までのもう一つの人生 岩田のクリエイティブはおそらくどの人生を歩んでいても発揮され、現在の状況に収束するのかもしれない。 ーだいにぐるーぷが結成されていなかったら、何者だったと思いますか? 岩田:建築家。大学もそういった学部ですし、建築をやりたかったから。ただ、真っ当に建築家としてのキャリアを歩んでる想像はつかないなぁ。結局やめてそう(笑) ーもう1つの人生の場合の想定年収は? 岩田:6〜700万くらいかな。 ーYouTuberじゃなかった方が女性にモテていたと思いますか? 岩田:思いません。 ー子供の頃の夢を教えてください。 岩田:海賊 ー人生のモットーがあれば教えてください。 岩田:なるようになる 土井谷誠一 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】大好評!ディズニーランド、行くふり選手権【Part1~3】」より ー土井谷の20歳 プロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」に通っていた。 また、それと同時にデリヘルの送迎でバイトしており、たまに須藤と加藤と派遣に行く日々を送っていた。 ー土井谷が思い描く、20歳から27歳までのもう一つの人生 もしもの人生においても、須藤と加藤が登場することから、土井谷は友達思いのいいやつということがうかがえる。 ーだいにぐるーぷが結成されていなかったら、何者だったと思いますか? 土井谷:須藤と加藤と派遣の毎日かなあ。そんな未来を想像してしまう。 ーもう1つの人生の場合の想定年収は?...
【Vol.50】もし、YouTuberじゃなかったら。|8周年記念レポート
2017年4月22日のあの日、今や”だいにフレンズ”となった者も含め、岩田・土井谷・飯野・西尾・須藤・安西・加藤・有馬・佐々木の9人でYouTuber「だいにぐるーぷ」は始まった。 大学に通う者、バイトや派遣で生計をたてる者など個性豊かなメンバーたち。彼らのここまでの道のりは山あり谷あり、宇宙人加入やメンバーの出戻り・脱退などの紆余曲折も経て今は5人で活動をしている。 あの日から8年、もしYouTuberとして活動を始めなかったら一体彼らはどんな人生を歩んでいたのか?視聴者も、彼らも知り得ない世界線の8年間を今回は想像ベースにアンケートを取ってみた。 画像は2020年にマイナビニュースに取り上げられた時のもの 岩田涼太 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】ディズニー行かない振り選手権」より ー岩田の20歳 慶応義塾大学環境情報学部在学中で、通称’’SFC’’に通っていた。地元の女性と付き合っていたらしい。(メンバーSからのタレコミ) ー岩田が思い描く、20歳から27歳までのもう一つの人生 岩田のクリエイティブはおそらくどの人生を歩んでいても発揮され、現在の状況に収束するのかもしれない。 ーだいにぐるーぷが結成されていなかったら、何者だったと思いますか? 岩田:建築家。大学もそういった学部ですし、建築をやりたかったから。ただ、真っ当に建築家としてのキャリアを歩んでる想像はつかないなぁ。結局やめてそう(笑) ーもう1つの人生の場合の想定年収は? 岩田:6〜700万くらいかな。 ーYouTuberじゃなかった方が女性にモテていたと思いますか? 岩田:思いません。 ー子供の頃の夢を教えてください。 岩田:海賊 ー人生のモットーがあれば教えてください。 岩田:なるようになる 土井谷誠一 メンバーシップ・プレミアムプラン限定「【過去動画】大好評!ディズニーランド、行くふり選手権【Part1~3】」より ー土井谷の20歳 プロダクション人力舎の養成所「スクールJCA」に通っていた。 また、それと同時にデリヘルの送迎でバイトしており、たまに須藤と加藤と派遣に行く日々を送っていた。 ー土井谷が思い描く、20歳から27歳までのもう一つの人生 もしもの人生においても、須藤と加藤が登場することから、土井谷は友達思いのいいやつということがうかがえる。 ーだいにぐるーぷが結成されていなかったら、何者だったと思いますか? 土井谷:須藤と加藤と派遣の毎日かなあ。そんな未来を想像してしまう。 ーもう1つの人生の場合の想定年収は?...
【Vol.49】サブ選抜8|8周年記念レポート
メインチャンネルでは見られない、だいにぐるーぷの“素の表情”がここにある。 だいにぐるーぷはYoutubeの大海原を航海し続け、2025年4月22日で8周年を迎えた。メインチャンネルの登録者は現在106万人。他に類を見ない大型企画と卓越した編集力により、Youtube界では異彩の存在感を放っている。 その裏側で、静かにファンの支持を集め続けているのが、現在登録者25.8万人のサブチャンネル「だいにぐるーぷのサブ」。 ここには企画の裏側やメンバー間の飾らないやりとり等、メインチャンネルでは触れられない魅力が数多く収められている。 企画での彼らとは一味違った、言わば”もうひとつのだいにぐるーぷ”を観ることができるサブチャンネル。その中でもメンバー選抜の5本、視聴者選抜の3本を今回紹介しよう。 ーメンバーが選ぶ、サブチャンネル動画ー メンバーに「お気に入りのサブチャンネル動画は?」と尋ねたところ、以下の動画が挙げられた。 須藤祥:【パチスロ】高学歴vs中卒の本気のスロット対決‼ メンバー6人でスロットに挑戦。チーム戦の為、堅実に勝ち、チームとしての勝額にどれだけ貢献できるかが鍵となる。 ひたすら遊戯し続けるメンバーを見守るような感覚で楽しめる動画になっている。ギャンブルの女神は誰に微笑むのか。負け組の荒み具合、加藤のファッションも見どころ。 厳選理由:普通に遊戯を楽しめたし、初めてのスロットだったのでワクワクした。 あと仕事しながらギャンブルできることに幸せを感じた。 動画自体も普通に面白い。特に加藤の服が面白い。 土井谷誠一:出会い系で出会った女がぼったくりバーの”サクラ”でした とある日の岩田生配信中に起こった、ぼったくり事件。マッチングアプリを利用した佐々木に降りかかった悲劇を「啓蒙活動」と称して報告する、可哀想だが笑える動画。 俄かには信じ難いぼったくりエピソードを当事者の口から語っており、絶妙な臨場感を味わうことができる。 何故かぼったくりの対処法に詳しい某スタッフの指南や、メンバーから次々に明かされる佐々木の出会い系エピソードも見どころ。 厳選理由:とにかくリアルで、とにかく可哀想。 しかも佐々木の「可哀想」の序章に過ぎない。 岩田涼太:登録者600人時の質問コーナーと全く同じ質問を、60万人になってからもう一度してみた タイトル通り、登録者600人時代の質問コーナーと全く同じ質問に、60万人を超えた彼らがもう一度答える動画。 過去の質問コーナー動画も都度挿入されており、メンバーの変化を感じることができる。 回答を振り返るメンバーたちは無論見どころだが、とりわけ土井谷のリアクションに注目。 厳選理由:我ながら企画が神。 クールな土井谷の普段見れない顔が見えます。 西尾知之:岩田と西尾家を訪問しに行きました 須藤はじめメンバー達が岩田宅、西尾宅を訪問している。 岩田家で大暴れするメンバーと、西尾家で大暴れする西尾の対比で笑いが止まらない、撮れ高過多の動画となっている。 数ある家訪問の中でも群を抜いてボケ散らかしている西尾が見どころ。 厳選理由:中学ぶりに気持ちよくボケれた動画だから。...
【Vol.49】サブ選抜8|8周年記念レポート
メインチャンネルでは見られない、だいにぐるーぷの“素の表情”がここにある。 だいにぐるーぷはYoutubeの大海原を航海し続け、2025年4月22日で8周年を迎えた。メインチャンネルの登録者は現在106万人。他に類を見ない大型企画と卓越した編集力により、Youtube界では異彩の存在感を放っている。 その裏側で、静かにファンの支持を集め続けているのが、現在登録者25.8万人のサブチャンネル「だいにぐるーぷのサブ」。 ここには企画の裏側やメンバー間の飾らないやりとり等、メインチャンネルでは触れられない魅力が数多く収められている。 企画での彼らとは一味違った、言わば”もうひとつのだいにぐるーぷ”を観ることができるサブチャンネル。その中でもメンバー選抜の5本、視聴者選抜の3本を今回紹介しよう。 ーメンバーが選ぶ、サブチャンネル動画ー メンバーに「お気に入りのサブチャンネル動画は?」と尋ねたところ、以下の動画が挙げられた。 須藤祥:【パチスロ】高学歴vs中卒の本気のスロット対決‼ メンバー6人でスロットに挑戦。チーム戦の為、堅実に勝ち、チームとしての勝額にどれだけ貢献できるかが鍵となる。 ひたすら遊戯し続けるメンバーを見守るような感覚で楽しめる動画になっている。ギャンブルの女神は誰に微笑むのか。負け組の荒み具合、加藤のファッションも見どころ。 厳選理由:普通に遊戯を楽しめたし、初めてのスロットだったのでワクワクした。 あと仕事しながらギャンブルできることに幸せを感じた。 動画自体も普通に面白い。特に加藤の服が面白い。 土井谷誠一:出会い系で出会った女がぼったくりバーの”サクラ”でした とある日の岩田生配信中に起こった、ぼったくり事件。マッチングアプリを利用した佐々木に降りかかった悲劇を「啓蒙活動」と称して報告する、可哀想だが笑える動画。 俄かには信じ難いぼったくりエピソードを当事者の口から語っており、絶妙な臨場感を味わうことができる。 何故かぼったくりの対処法に詳しい某スタッフの指南や、メンバーから次々に明かされる佐々木の出会い系エピソードも見どころ。 厳選理由:とにかくリアルで、とにかく可哀想。 しかも佐々木の「可哀想」の序章に過ぎない。 岩田涼太:登録者600人時の質問コーナーと全く同じ質問を、60万人になってからもう一度してみた タイトル通り、登録者600人時代の質問コーナーと全く同じ質問に、60万人を超えた彼らがもう一度答える動画。 過去の質問コーナー動画も都度挿入されており、メンバーの変化を感じることができる。 回答を振り返るメンバーたちは無論見どころだが、とりわけ土井谷のリアクションに注目。 厳選理由:我ながら企画が神。 クールな土井谷の普段見れない顔が見えます。 西尾知之:岩田と西尾家を訪問しに行きました 須藤はじめメンバー達が岩田宅、西尾宅を訪問している。 岩田家で大暴れするメンバーと、西尾家で大暴れする西尾の対比で笑いが止まらない、撮れ高過多の動画となっている。 数ある家訪問の中でも群を抜いてボケ散らかしている西尾が見どころ。 厳選理由:中学ぶりに気持ちよくボケれた動画だから。...
【Vol.48】だいにぐるーぷ、結局何から見るべき?|8周年記念レポート
4月22日に8周年を迎えただいにぐるーぷ。彼らが日の目を浴びるきっかけとなった西尾の「心霊スポットで1週間生活してみた。」からはじまり、これまで数多くの企画を生み出してきた。 この8年間で多くの作品を生み出しただいにぐるーぷだが、メイン企画だけでも箸休め的な短編も含めて全27本投稿されている。最近だいにぐるーぷを知ったという方には「結局なにから見ればいいの?」と困惑するのも仕方がないだろう。 そこで、メンバーシップ会員にアンケートを取り、押さえておくべき定番と世代別のおすすめを教えてもらった。これを機にぜひ過去動画も見返してほしい。 定番で押さえておきたい人気動画 だいにぐるーぷを語るうえで欠かせない動画筆頭といえば、全5作品ある”逃亡シリーズ”だ。どの世代からも支持を集めているが、中でも圧倒的人気を誇るのはアユ二・D率いるPEDROとコラボした「PEDRO1週間逃亡生活」。特に、昨年11月に公開された2作目は上映会での満足度驚異の4.92という嘘みたいな数字を叩き出している。 だいにぐるーぷならではのレベルの高い編集とPEDROの音楽の組み合わせで臨場感のある作品となっており、「いろんな展開で飽きない」「逃亡生活の集大成」との呼び声も高い。これを見ずにだいにぐるーぷは語れないだろう。 10代・学生におすすめしたい動画 若い世代におすすめしたい”無人島シリーズ”は、レイクレことLazy Lie Crazyとコラボした「海賊サバイバル」やFPSゲームを彷彿とさせる「無人島バトルロワイヤル」、メンバーの個性がわかりやすい「無人島からの脱出」など、わくわくさせてくれる企画が全4作品。レイクレとのコラボをきっかけに「海賊サバイバル」からだいにぐるーぷを見始めたという方も多いのではないだろうか。 中でも「無人島バトルロワイヤル」は他の世代からの人気も絶大だ。知力のA・バランスのB、野生児Cの三つ巴の対比と無人島のジャングルの中で最後まで生き残れば勝ちというわかりやすいルール、CGをふんだんに使用したまるでFPSゲームの中に入り込んだような作品。これを見た後はきっとサバイバルゲームをやりたくなるだろう。 20代・30代におすすめしたい動画 社会に揉まれ、酸いも甘いも見え始めてきただいにぐるーぷの同世代には「Fot Found」がおすすめだ。 サスペンス色のあるこの作品は「期日までに謎の人物を探してほしい」といういたずらにも思える奇妙な依頼から始まる。手掛かりは戸籍のない人物の名前と性別・生年月日のみ。AIを題材にしたこの作品は各所に散りばめられた伏線や次々出てくる不穏な情報、事態は思わぬ方向に発展していく…… オカルト雑誌「月刊ムー」の協力のもと作られた、没入感のある世界観に引き込まれること間違いなし。 40代以降におすすめしたい動画 幅広い層からの支持を受けるだいにぐるーぷだが、年上世代を唸らせるのは間違いなく「樹海村」だろう。 「樹海に迷い込んだ者たちが集まって暮らす村がある」そんな都市伝説を検証すべく、青木ヶ原の小さな村に潜入した西尾と岩田。電波も届かずコンパスすら狂わせてしまう樹海の奥深くの村で村人と生活をすることになる。温かく2人を迎えてくれた村人たちとの自給自足生活を満喫する西尾と岩田だったが、部屋で見つけた不穏なメモから事態は一変する。 「記憶を消してもう一度見たい」「何年経っても定期的に見たくなる」と根強い人気があるこの作品は、全世代に一定の人気を誇る。 西尾の手記をベースに進行するリアリティある作品は現実とフィクションの境を曖昧にしてくれるので、考察が捗るだろう。見終わったあとにはまるで1本の映画を見終えたような満足感が待っている。 家族で見れるおすすめ だいにぐるーぷの視聴者には家庭を持っている方も少なくない。先日開催された感謝祭にも、子連れや家族での来場者がちらほらと見受けられた。 そんな家族層におすすめしたいのが「ゆるキャラ大運動会」だ。 全2作品あるゆるキャラ大運動会はその名の通り、ゆるキャラに扮したメンバーが小競り合いを繰り広げながら運動会をする企画。サブチャンネルには中身を決める動画も上がっており、可愛い見た目と中身のギャップに魅力を感じている人もいるようだ。 可愛い顔をしてゆるくない戦いを繰り広げる様はお子さんとでも比較的見やすいだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上5作品を最近だいにぐるーぷを見始めた人に向けて紹介したが、気になる作品はあっただろうか? 実はメイン以外にもサブやメンバーシップの動画からも押さえておくべき定番作品が集まったが、これらは別の機会にでも紹介したいと思っている。...
【Vol.48】だいにぐるーぷ、結局何から見るべき?|8周年記念レポート
4月22日に8周年を迎えただいにぐるーぷ。彼らが日の目を浴びるきっかけとなった西尾の「心霊スポットで1週間生活してみた。」からはじまり、これまで数多くの企画を生み出してきた。 この8年間で多くの作品を生み出しただいにぐるーぷだが、メイン企画だけでも箸休め的な短編も含めて全27本投稿されている。最近だいにぐるーぷを知ったという方には「結局なにから見ればいいの?」と困惑するのも仕方がないだろう。 そこで、メンバーシップ会員にアンケートを取り、押さえておくべき定番と世代別のおすすめを教えてもらった。これを機にぜひ過去動画も見返してほしい。 定番で押さえておきたい人気動画 だいにぐるーぷを語るうえで欠かせない動画筆頭といえば、全5作品ある”逃亡シリーズ”だ。どの世代からも支持を集めているが、中でも圧倒的人気を誇るのはアユ二・D率いるPEDROとコラボした「PEDRO1週間逃亡生活」。特に、昨年11月に公開された2作目は上映会での満足度驚異の4.92という嘘みたいな数字を叩き出している。 だいにぐるーぷならではのレベルの高い編集とPEDROの音楽の組み合わせで臨場感のある作品となっており、「いろんな展開で飽きない」「逃亡生活の集大成」との呼び声も高い。これを見ずにだいにぐるーぷは語れないだろう。 10代・学生におすすめしたい動画 若い世代におすすめしたい”無人島シリーズ”は、レイクレことLazy Lie Crazyとコラボした「海賊サバイバル」やFPSゲームを彷彿とさせる「無人島バトルロワイヤル」、メンバーの個性がわかりやすい「無人島からの脱出」など、わくわくさせてくれる企画が全4作品。レイクレとのコラボをきっかけに「海賊サバイバル」からだいにぐるーぷを見始めたという方も多いのではないだろうか。 中でも「無人島バトルロワイヤル」は他の世代からの人気も絶大だ。知力のA・バランスのB、野生児Cの三つ巴の対比と無人島のジャングルの中で最後まで生き残れば勝ちというわかりやすいルール、CGをふんだんに使用したまるでFPSゲームの中に入り込んだような作品。これを見た後はきっとサバイバルゲームをやりたくなるだろう。 20代・30代におすすめしたい動画 社会に揉まれ、酸いも甘いも見え始めてきただいにぐるーぷの同世代には「Fot Found」がおすすめだ。 サスペンス色のあるこの作品は「期日までに謎の人物を探してほしい」といういたずらにも思える奇妙な依頼から始まる。手掛かりは戸籍のない人物の名前と性別・生年月日のみ。AIを題材にしたこの作品は各所に散りばめられた伏線や次々出てくる不穏な情報、事態は思わぬ方向に発展していく…… オカルト雑誌「月刊ムー」の協力のもと作られた、没入感のある世界観に引き込まれること間違いなし。 40代以降におすすめしたい動画 幅広い層からの支持を受けるだいにぐるーぷだが、年上世代を唸らせるのは間違いなく「樹海村」だろう。 「樹海に迷い込んだ者たちが集まって暮らす村がある」そんな都市伝説を検証すべく、青木ヶ原の小さな村に潜入した西尾と岩田。電波も届かずコンパスすら狂わせてしまう樹海の奥深くの村で村人と生活をすることになる。温かく2人を迎えてくれた村人たちとの自給自足生活を満喫する西尾と岩田だったが、部屋で見つけた不穏なメモから事態は一変する。 「記憶を消してもう一度見たい」「何年経っても定期的に見たくなる」と根強い人気があるこの作品は、全世代に一定の人気を誇る。 西尾の手記をベースに進行するリアリティある作品は現実とフィクションの境を曖昧にしてくれるので、考察が捗るだろう。見終わったあとにはまるで1本の映画を見終えたような満足感が待っている。 家族で見れるおすすめ だいにぐるーぷの視聴者には家庭を持っている方も少なくない。先日開催された感謝祭にも、子連れや家族での来場者がちらほらと見受けられた。 そんな家族層におすすめしたいのが「ゆるキャラ大運動会」だ。 全2作品あるゆるキャラ大運動会はその名の通り、ゆるキャラに扮したメンバーが小競り合いを繰り広げながら運動会をする企画。サブチャンネルには中身を決める動画も上がっており、可愛い見た目と中身のギャップに魅力を感じている人もいるようだ。 可愛い顔をしてゆるくない戦いを繰り広げる様はお子さんとでも比較的見やすいだろう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以上5作品を最近だいにぐるーぷを見始めた人に向けて紹介したが、気になる作品はあっただろうか? 実はメイン以外にもサブやメンバーシップの動画からも押さえておくべき定番作品が集まったが、これらは別の機会にでも紹介したいと思っている。...
【Vol.47】土井谷・飯野と振り返るメイン企画~後編~|8周年記念レポート
この記事は後編です。ぜひ前編からお楽しみください。 確立された“だいにブランド”。YouTuberの枠を超えた上映会と、その先へ 新たな仲間を迎え入れ、メインでのコラボを経た2022年夏、だいにぐるーぷに転機が訪れた。上映会。リーダー・岩田涼太がひとつの目標に掲げていた、劇場で自分たちの作品を流すということを実現させたのだ。そしてここから、YouTubeを離れ、映画館へと事業を拡大していく。今や東京、名古屋、大阪に加えて、福岡と札幌の5大都市での開催に漕ぎつけており、土井谷曰く「割と生活に直結する。とのこと。この2年半で、グループは自分たちのブランドを確固たるものにしている。 -以前、岩田さんは上映会をひとつの目標としていたことを語られていましたが、お二人にとっても、現実的に見据えていたものですか? 土井谷:それで言うと、饗庭さんが担当していた別のグループが劇場で企画をやってて、なんかそれ良いなというのが始まりですね。 土井谷:それとは別で、Blu-rayを売りたいけどイベント開催しないと買わないんじゃないか、みたいな話になって、それで上映会やろうかって急に出たような感じです。 飯野:でも、劇場で流すというのを聞いて、すごい良いなと思いました。めっちゃ楽しそうって。Netflixを目指してるとか、なんかいろいろありましたけど、やっぱり自分たちの作品を劇場で流すというのは現実的だったし、これできるんだってのを思ったのは覚えています。 -実際、お客さんの反応を生で見てどうでしたか? 飯野:嬉しかったですね。 土井谷:でも、心霊だったからというのもあると思いますが、そんなにウケてねぇな、とは感じました。 飯野:確かにね。予想していたよりはリアクションがなかったよね。 ※写真は2024年8月「♯1週間心霊スポット生活 -REBORN-」福岡会場のもの 土井谷:あと、俺らもお客さんと一緒に見てたんですけど、あれ1個ギミックがあるじゃないですか。 それが途中でバレないかがめっちゃ心配でした。『あれ、須藤と加藤なんじゃね』みたいな声が聞こえてきたらやばいなと思ってて、結構ドキドキしてました。 飯野:俺は途中から、うわぁ、これ絶対西尾のちんちん出ちゃうなって気が気じゃなかったけどな。 土井谷:あれもビビった。一番盛り上がったかも。 飯野:そりゃそうだろう。ありえない映像だもん。見たことないもん、劇場で人のちんちん(笑)。 -このタイミングで、初のBlu-ray発売も実現させましたね。一方で、編集面における大変さはどのくらい変わりましたか? だいにぐるーぷ初のBlu-ray「♯1週間心霊スポット生活 -final-」 土井谷:こっから地獄みたいな時期が始まりましたよ。今までは納得するまでやったら完成だったのが、本編やBlu-rayをこの時期までに終わらせなきゃいけないというのが決められて。だから、納期の1週間前くらいは一番地獄というか、絶望みたいな時期。 飯野:これ以降の作品ずっとそうだもんな。 土井谷:2カ月半くらい納期との格闘で、マジで終わるのかよっていうプレッシャーがどんどん来る時期が始まって。まぁでも、Blu-rayは思い出にも残るし、買ってもらった後に感想とかを呟いてもらえるので嬉しいです。 -上映会開始以降、編集面で意識的に変えたこととかもあったりしますか? 土井谷:結構ありますね。めっちゃ手前のことで言うと、無闇矢鱈にナレーションでボケないとかじゃないっすか。結構リスクも伴う行為なので。 飯野:あとバトロワ以降、やっぱり凝りすぎないというのもあります。編集が凝りすぎてもあんまり意味がないっていうか。 土井谷:尺も大体2時間から2時間半で収めるとか、劇場映えする演出とか。音もね。 飯野:そうだね。劇場で流れることを考えて、音効するようにしてます。 土井谷:編集はYouTubeにアップすることもそうなんですけど、上映会に向けてどうするかみたいなスタンスです。劇場で見ても画負けしない感じというか。...
【Vol.47】土井谷・飯野と振り返るメイン企画~後編~|8周年記念レポート
この記事は後編です。ぜひ前編からお楽しみください。 確立された“だいにブランド”。YouTuberの枠を超えた上映会と、その先へ 新たな仲間を迎え入れ、メインでのコラボを経た2022年夏、だいにぐるーぷに転機が訪れた。上映会。リーダー・岩田涼太がひとつの目標に掲げていた、劇場で自分たちの作品を流すということを実現させたのだ。そしてここから、YouTubeを離れ、映画館へと事業を拡大していく。今や東京、名古屋、大阪に加えて、福岡と札幌の5大都市での開催に漕ぎつけており、土井谷曰く「割と生活に直結する。とのこと。この2年半で、グループは自分たちのブランドを確固たるものにしている。 -以前、岩田さんは上映会をひとつの目標としていたことを語られていましたが、お二人にとっても、現実的に見据えていたものですか? 土井谷:それで言うと、饗庭さんが担当していた別のグループが劇場で企画をやってて、なんかそれ良いなというのが始まりですね。 土井谷:それとは別で、Blu-rayを売りたいけどイベント開催しないと買わないんじゃないか、みたいな話になって、それで上映会やろうかって急に出たような感じです。 飯野:でも、劇場で流すというのを聞いて、すごい良いなと思いました。めっちゃ楽しそうって。Netflixを目指してるとか、なんかいろいろありましたけど、やっぱり自分たちの作品を劇場で流すというのは現実的だったし、これできるんだってのを思ったのは覚えています。 -実際、お客さんの反応を生で見てどうでしたか? 飯野:嬉しかったですね。 土井谷:でも、心霊だったからというのもあると思いますが、そんなにウケてねぇな、とは感じました。 飯野:確かにね。予想していたよりはリアクションがなかったよね。 ※写真は2024年8月「♯1週間心霊スポット生活 -REBORN-」福岡会場のもの 土井谷:あと、俺らもお客さんと一緒に見てたんですけど、あれ1個ギミックがあるじゃないですか。 それが途中でバレないかがめっちゃ心配でした。『あれ、須藤と加藤なんじゃね』みたいな声が聞こえてきたらやばいなと思ってて、結構ドキドキしてました。 飯野:俺は途中から、うわぁ、これ絶対西尾のちんちん出ちゃうなって気が気じゃなかったけどな。 土井谷:あれもビビった。一番盛り上がったかも。 飯野:そりゃそうだろう。ありえない映像だもん。見たことないもん、劇場で人のちんちん(笑)。 -このタイミングで、初のBlu-ray発売も実現させましたね。一方で、編集面における大変さはどのくらい変わりましたか? だいにぐるーぷ初のBlu-ray「♯1週間心霊スポット生活 -final-」 土井谷:こっから地獄みたいな時期が始まりましたよ。今までは納得するまでやったら完成だったのが、本編やBlu-rayをこの時期までに終わらせなきゃいけないというのが決められて。だから、納期の1週間前くらいは一番地獄というか、絶望みたいな時期。 飯野:これ以降の作品ずっとそうだもんな。 土井谷:2カ月半くらい納期との格闘で、マジで終わるのかよっていうプレッシャーがどんどん来る時期が始まって。まぁでも、Blu-rayは思い出にも残るし、買ってもらった後に感想とかを呟いてもらえるので嬉しいです。 -上映会開始以降、編集面で意識的に変えたこととかもあったりしますか? 土井谷:結構ありますね。めっちゃ手前のことで言うと、無闇矢鱈にナレーションでボケないとかじゃないっすか。結構リスクも伴う行為なので。 飯野:あとバトロワ以降、やっぱり凝りすぎないというのもあります。編集が凝りすぎてもあんまり意味がないっていうか。 土井谷:尺も大体2時間から2時間半で収めるとか、劇場映えする演出とか。音もね。 飯野:そうだね。劇場で流れることを考えて、音効するようにしてます。 土井谷:編集はYouTubeにアップすることもそうなんですけど、上映会に向けてどうするかみたいなスタンスです。劇場で見ても画負けしない感じというか。...