※こちらの記事は、3/21(金)に取材した内容となります
だいにぐるーぷ史上
最大規模のイベントー
前々回に配信された「【Vol.42】DAI 2 CREW感謝祭2025を終えて|イベントレポート」を覚えているだろうか。
”あと、かくれMVPとしてサロンクルーかな。”
だいにぐるーぷ・リーダーである岩田は、先日行われた「DAI 2 CREW感謝祭2025」を振り返ってこう話した。
過去最大規模のイベントであり、大盛況で幕を閉じた本イベント。
3月26日(水)の限定動画では、感謝祭の裏側も公開された。
「限定動画 Vol.257|感謝祭ができるまで」
さらにこの成功を支えた、過去最大人数のイベントスタッフ。そしてそのイベントスタッフをまとめていた”イベントクルー”の存在。彼らから見た今回のイベントは、どんなものだったのか。感じていた思いとは何だったのか。
イベントクルー1期リーダー・ぉさきさん、2期リーダー・やまさんからお話を聞かせていただいた。


イベントクルー
レポート
ー感謝祭を終えて、率直な思いを教えてください。
ぉさき:今回の感謝祭は、お客さんの楽しいという声が現地でもたくさん聞こえてきましたし、SNSでも聞こえてきて、その状況で終了できたということに本当に心からほっとしてるというのが率直な感想です。


やま:私も似たような感想になってしまうんですが、当日のスタッフのオペレーション面などで細かい反省点はありつつも、本番お客さんが体験してもらうところに対しては大きなトラブルなく終えられたことにほっとしています。


ーやはり今年の開催にむけて、前回の感謝祭から感じていたものは大きかったのでしょうか。
ぉさき:去年は失敗だったと言われても仕方ない状況だったと思います。本当に当日はどうにもできないような出来事が何個も同時に起きて、でもファンの皆さんを失望させたっていう点は事実であって。
・昨年の「メンバーシップ感謝祭2024」のトラブル時の様子
【Vol.9】メンバーシップ感謝祭2024|イベントレポート
ぉさき:その点に対して、じゅんやくんもなっちゃんも自分たちのせいと捉えて涙してるのを見ていました。このイベントのせいでファンをやめてしまう方もいるかもしれないと怖くなったのが前回です。
ぉさき:この1年トラウマのようにのしかかっていたからこそ、今回の感謝祭はイベントに対する思いが変わっていて。絶対に成功させたいし、また来たいって思ってもらえる感謝祭にしたいなっていう思いがありましたね。
・昨年の「メンバーシップ感謝祭2024」のトラブル時の様子
【Vol.9】メンバーシップ感謝祭2024|イベントレポート
やま:前回の感謝祭はイベントスタッフとしてお手伝いさせてもらっていたので当日の様子しか見ていないんですけど、やっぱり悔しそうな表情とかを見ていましたし、イベントクルーになってから当時の話を聞いて、リベンジしたいという思いがあるのをずっと感じていました。
やま:その思いに対して自分のミスで足を引っ張ってはいけないなと強く思っていましたね。去年とは感じる責任が違う部分もあったので。
ーありがとうございます。次に、感謝祭当日までの動きを教えていただきたいです。
ぉさき:年明けに岩田さんからの全体ミーティングがありました。そこで私たちも今回のコンセプトとかスケジュール感とかを知りましたね。
2025年1月10日の全体ミーティングの様子
ー初めて今回のイベントの規模感などを聞いた際、どんな思いを感じましたか? やはり不安な気持ちが大きかったのでしょうか。
ぉさき:私は岩田さんがここまでクリアに描けているから、大丈夫だなって思っていました。今回実際に行ったものとほぼ同じ状態で、ほぼ同じレイアウトを我々に説明して、図で見せられるぐらいできていたんですよ。

「DAI 2 CREW感謝祭2025」の正式版のレイアウト
ぉさき:だから岩田さんが本気でここまで形にしてるなら、きっと実現するんだろうなって。そこに対しての不安は特になかったです。
やま:僕は多少あったかなって思ってます(笑)とんでもないことやろうとしてるっていうのはわかりますし、実現したら楽しいだろうなとは思ったんですが、準備とか色々考えると不安な気持ちはありましたね。
ーなるほど。このミーティングの後、本格的に皆さんが動き始めたのでしょうか?
ぉさき:まず全員で考えるものと、担当者が考えるものを細分化しました。今回一つ一つの規模が大きいので、最初はそれぞれ複数の担当を持って考える期間を経てから、最後の1か月は一人一つ責任を持つ場所を決めて各々が責任をもって進める形をとりました。
ぉさき:後は随時案を出してほしいって言われたらそれに対しては全員で考えて案をたくさん出したりしていました。それと企画や、要望があったメニューの原価計算や予算感まで全部を出した資料をだいに側に提出する、みたいな感じのこともですね(笑)。

今回初めての試みのデザート店の飲食屋台「SWEETS BARBARA」
やま:あと、当日の各エリアのオペレーションは大体僕らが決めていたのではないかなと思います。土台というかそういうところは僕らで作ってからだいに側に確認して、OKが出たらそのオペレーションで決定。みたいな流れでした。

トレジャー・サバイバルの準備を行うイベントスタッフの方々
ぉさき:イベスタの採用人数を決めるためのシミュレーションもやっていましたね。前半物販の担当をしてもらってその後、ゲームエリアだったら担当できるとか、レースエリアは始まる時間が遅いから入口担当を兼任できる、だからその分は採用人数を減らせる、みたいな感じです。
ぉさき:西尾さんの思いとしては、2日間連続のイベスタをなるべく出したくない、みんなどっちかはお客さんとして来てほしいって思いがあったみたいで。

屋内・屋外問わず活動するイベントスタッフの方々
ぉさき:その思いに我々も賛同していたのでなるべく人数を少なくできるよう調整していました。でも採用人数がすごく多かったしオペレーション面でも連続でやってもらう人がいてくれるとありがたくて…。調整仕切ることが出来ず2日間の方も出てしまいました。このような葛藤はたくさんありましたね。
ー裏で大きく動いてくれていたお2人から見た、だいにぐるーぷの動きや感じた意識などはありましたか?
やま:もう西尾さんもじゅんやさんも目の周りが真っ黒で、目に見えて疲れているのが分かりました。だけど、成功のために頑張らなきゃいけない。ずっと走り続けていたと思います。
ぉさき:じゅんやさんも”去年のことがトラウマとしてまだまだ自分の中にあるんだって感じた”と言っていたことがあって。なっちゃんも責任感をずっと持っていて、本当にファンの人を喜ばせるために、連日寝ないで準備してきている。

感謝祭前日の設営時の様子
ぉさき:メンバーも、メイン撮影や日々の仕事でヘトヘトの中、何のために頑張ってるんだ?ってなったら絶対、「ファンの人の喜ぶ顔のため」でしかないイベントだったと思います。
ぉさき:そこの思いがやっぱり強いなと多く感じました。
ー最後にお2人から一言お願いします。
ぉさき:来場してくださった方も、イベスタとして参加してくださった方も、梱包に来てくれた方も本当にありがとうございました! ただのイベントスタッフである我々にも優しい言葉をかけてくれるファンの皆さんや、一緒に頑張ってくれる皆さんのおかげで今年の感謝祭は「楽しかった」と笑うことができました。
ぉさき:まだまだ今年のイベントは始まったばかりなので、次もたくさんの方々に一緒に楽しんでもらえるようなイベントにしたいと考えています。
やま:普段の上映会を始めとして、我々イベントクルーの活動はイベントスタッフとしてきてくださる方々と、イベントに来てくださる皆さんのご協力のおかげで成り立っています。本当にありがとうございます。
やま: イベントクルーは、自分たちの活動次第でだいにぐるーぷのイベントに対するDAI 2 CREWの満足度が変わってくる自覚を持って日々活動しています。
やま:時にはもっとこうして欲しいと感じることもあると思いますが、イベントごとに修正できるところは修正して、より良いイベントとなるよう努めて参りますので、今後ともご協力よろしくお願いいたします!
今回の取材を通して分かったのは、我々が見ていた彼らの活躍はほんの一部にしか過ぎなかったということ。だいにぐるーぷがイベントを開催する上で、いかにだいにぐるーぷの不安を取り除けるか、どれだけ不備なく当日運営できるか。彼らの多くの葛藤と努力が、我々を楽しませるエンターテイメントの土台となっているのだ。
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