元メンバー・加藤翔の復帰を賭けた、だいにぐるーぷの最新作『リアル人生ゲーム』
2022年3月公開の『1週間無人島生活2』以来、4年ぶりの中卒vs高学歴の対立構造にわくわくした視聴者も多いのではないだろうか。
今作の上映会は東京・名古屋・大阪の3都市4公演に絞り、チケットはほぼ完売。応援上映ということでメンバー全員での前説に加え、作中にも登壇が挟まれるといった新たな試みもあり、「コンテンツに回帰する」を目標に掲げただいにぐるーぷの試行錯誤が伝わってくる。
そんな今作の手応えや見どころ、撮影秘話などをディレクターを務めた土井谷に振り返ってもらった。
※最新作『リアル人生ゲーム』のネタバレを含みます。ぜひ本編を最後まで視聴してから先に進んでください。
※インタビューはYouTube公開前に行われたものです。
ーまずは上映会3日間、お疲れ様でした。今作の手応えはいかがでしょうか?
土井谷:再生数はちょっとまだ読めないですけど、中身的には悪くなかったんじゃないかなって感覚があります。
ー今回の登壇はいつもとは少し違う感じでしたが、こちらの手応えはどうですか?
土井谷:やってよかったと思っています。映画って感じの作品でもないし、あんな感じのスタイルの方がよりリアルに観戦してる感覚になれるかなと思いますし、声も出しやすいかなって。
土井谷:僕があの形式でやりたいと言ってイベントチームにかなり時間とかの調整をしてもらったので、あれで盛り上がらなかったら最悪だな、なんて思いながら壇上に出て行きました。結果的には良かったと認識しています。

ー今作のバラエティー感とマッチした演出でしたよね。
土井谷:そうですね。テレビでだったらVTRを見てワイプで第3者的に言ってくれる人がいて、だいにの場合はそれがナレーションの役割なんです。だけど、もっとラフに「こいつやっぱクソだよな」とか「こいつやっぱおもしろいよな」とかって言えた方が面白いかなって思っていて、今作ではこの登壇の形が正解だったと思います。
ー今回、4年ぶりに中卒vs高学歴っていう構図でしたが、久しぶりに対決してみてどうでしたか?
土井谷:やってる側は意外とわくわくとかはないですね。見てくれてる側はわくわくしてもらえてた感じがしますけど。
土井谷:中卒・高学歴もそうですが、加藤がいるというのがわりとイレギュラーなので、どうなるのかなっていう不安と期待が両方ある感じでした。
ー1週間ほど中卒チームとして行動を共にしていましたが、なにか印象に残ることはありましたか?
土井谷:そうですね、加藤がいるから忘れられがちなんですけど…須藤も大概なヤツなんですよ。(厄介なのは)加藤だけではないっていうのがまずあって。須藤と加藤かっていうのがまず最初ですね。

土井谷:とにかく何もというか、動画的なことが一切考えていない2人なので、それがしんどくもあったけど各々の良さは場面ごとに出てた気もします。
土井谷:一般の人に話しかけなきゃいけないところでは須藤が本領を発揮するし、全体的に楽しい空気を作ってくれる。でもそれだけでは動画的に面白くはならないなって思っていて。加藤は放っておいても何もしないやつなのですが、その良さがベトナムでは出てたかなって思います。いろんな所についてくるだけなので。
土井谷:三輪車でいうと僕が前輪で他二人は後輪なんですよね。
-高学歴チームとのバランスはどうでしょうか?あっち(高学歴チーム)だったら楽なのにななんて思ったりはしますか?
土井谷:いや、普通の会話で普通にある程度面白くなるんだろうなとは思うけど、やっぱ爆発力はしないだろうなって感覚もありますね。”隣の芝は青く見える”ってよく言うじゃないですか。
土井谷:この撮影が終わった後、西尾が「俺が出てたシーンを全部カットしてくれ」って言ってきたんです。高学歴チームはなんかちょっといけ好かない感じがするというか、「楽しそうだな中卒」みたいなこと言ってて。俺からしたら高学歴チームはちゃんとしてるから楽そうだなとか思ってたんで、難しいです。楽なのか楽しいのかどっちを取るかかな。

-もしもの話ですが、今回の6人を土井谷さんの裁量で3:3にわけるなら、どんなチーム分けがベストなバランスだと思いますか?
土井谷:バランスを見たら今のがベストな気がします。けど、須藤・西尾・加藤の鉄砲玉パターンも見てみたいですよね。
土井谷:バランス的には似たような感じだとは思うんですけど、俺がいるよりもっとわけのわからないものができそうな感じがしていて。とすると、岩田・飯野・土井谷のチームはフリのニュアンスですよね。そつなく見れるけど跳ねもしないよねっていう。でもこっちがいないと向こうの異常さは際立たないので面白くはないけど、必要な役割かな。踏み台的なって感じだと思います。
-本編に話を戻しまして、撮影中の一番楽しかったことと過酷だったことを教えてください。
土井谷:PPVの範囲にはなってしまうんですが、一番楽しかったのは負けが確定した後のゲーム続行で3人で琵琶湖に入ったことですかね。
土井谷:俺は嫌だって言ってたんですが、2人がどうしても琵琶湖に入って旅館に泊まりたいというので。さすがにそこで俺が入らないわけにはいかないかなって嫌だけど3人で行って。それがなんか楽しかったというか記憶に残ってますね。まあ、厳密には楽しかったというより2人が楽しそうでしたね。それ見てなんか楽しい感じになったかな俺も。

土井谷:逆に過酷だったのはやっぱ野宿かな。大阪で野宿したんですけどあれが一番しんどかったです。でもなんか加藤は全然辛そうじゃなくて楽しそうでしたね。よく家出してたから野宿耐性あるのかな?
-今作の作品の見どころはどこですか?
土井谷:今回の見どころは、もしかしたら散々言ってるかもなんですけどやっぱり加藤の顔に注目してほしいです。やっぱり加藤の顔が面白い。細かい表情をなるべく拾ったつもりなんですけど、細かいニュアンスとかは俺も気づいていないところがあったりするし、ぜひ注目してほしいですね。
-ちなみに今回のミッションやハプニングの内容の考案ってメンバーなんですか?スタッフだったんですか?
土井谷:半々ですね、俺と岩田でこんな感じでって多少の指示を入れてあとのバランスとかはスタッフにいじってもらったりです。金額とかもかな。あんまり知りすぎないようにはして、どうしても俺が知っちゃってるとことは須藤と加藤に任せてって感じで進行しました。対決とかは全員で出したかな。
土井谷:4日目の飛田新地でのレースは俺がどうしてもやりたくて、あれが思い浮かんでやりたかったから対決するってルールができましたね。

-止まれなかったマスのミッションや没になったミッション等であれやりたかったなみたいなのはありますか?
土井谷:いろいろあるけど、1マス進むのほかに、元の位置に戻るっていうマスもありましたね。鳥取とか人のいなさそうなところでファン0人説とか。
土井谷:あと、これちょっとうろ覚えだけど、ちょっと視聴者参加型の要素もあってXの投稿で×何円みたいなのもあったのでそれも止まれたら面白かったかな。時間内に結婚出来たらいくらみたいなのもどうなってたかはわからないけど、止まってたらまた全然違かったなと思いますよね。
-最後に、動画を見てくれた方やこれを読んでくれた方にメッセージをお願いします!
土井谷:あの結末を見て、みんながどう思ったのかはわからないですが…とにかく1年逃亡が始まったのでね、全力で加藤を捕まえましょうと言いたいです。
土井谷:あの後またちょっと面白い感じになったので、とりあえず1年逃亡を見てもらって。それからみんながどう判断するかというのはまた聞きたいですね。
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最後に土井谷が話してくれた加藤の1年間逃亡生活は1週間後、4月11日(土)にPart1が公開される。
大きなタイムラグなく続きを見れるのが楽しみだ。

また、今作は全編合わせて10時間弱のディレクターズカット版がPPVにて販売されている。
本編では大幅にカットされたメンバーたちのプライベートギャンブルやゆるい旅の様子が見れる。
もちろん、土井谷の心に残った最後の琵琶湖も収録されているためこちらもぜひチェックしてほしい。