【Vol.69】日本縦断旅で見えた地方の魅力|企画レポート

【Vol.69】日本縦断旅で見えた地方の魅力|企画レポート

メンバー5人が6月2日から6日にかけて行った、福岡から札幌まで日本を縦断する旅。この縦断旅では、普段上映会でも訪れないような地方都市も多く訪問し、各地の魅力や特色を発見したようだ。

本インタビューでは、土井谷に印象に残った場所や食べ物、地方の魅力について深掘りした。

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ーそもそもこの縦断旅を企画することになった理由や背景について教えていただけますか?

土井谷:最初SPコンテンツで企画を出している時に、日本縦断とか旅系の話が出ていました。上映会を行う福岡と札幌をシンプルに旅するという話になったんです。

土井谷:ただ調べると飛行機でも車でも移動費が変わらないとわかりました。その時にじゅんやが「グッズを売りながら移動するとかにしないと金額的に厳しいかも」と言って、今回の上映会ではブルーレイを売ってなくてアパレルを売りたかったので、ちょうどいいなと。

今回の縦断旅で販売されたグッズのラインナップ

ー訪れた中で一番印象に残っている場所や出来事を教えてください。

土井谷:広島かな、インパクトが一番ありました。Xを見ていてもあまり反応がなかったので、本当に来てくれるのかと思っていたんですが、実際にはたくさんの人が来てくれて、いい意味で期待を裏切られました(笑)それ以降は「なんやかんや来てくれるのかな」という感じでした。

初日の広島終了時点で在庫がなくなるものも出るほどの盛況ぶりだった

ー旅中にメンバー5人がそれぞれやってみたかったことを叶えていましたが、その中で一番印象に残っているのは?

土井谷:宮城の栗駒で中島さんに会いに行ったことですね。当時東京が一番売上が多くて、その次が岐阜だったんです。栗駒自体結構売れていたんですが、中島さんが「岐阜に売上で負けてる分は僕が全部買います」と言ってくれて東京に続いて暫定2位になりました。

スナックKにて
左下のだいにジャージを着ているのが中島さん

土井谷:久しぶりに会えて楽しかったですし、「Not Found」でも出ていたスナックKに行って、そこのナポリタンが今まで食べた中で一番美味しかったです。新メニューのペペロンチーノもおすすめです。

サブチャンネル『ついに最終目的地へ、しかし予想外の結末に、、|日本縦断旅Part4』より
宮城・スナックKのナポリタン
これを機にナポリタンにハマった土井谷だが、1年あらゆるナポリタンを食べてもこれを超えないという

ー他にも印象に残っている食べ物はありますか?

土井谷:宇都宮餃子はめちゃくちゃ美味しかったです。動画にも出てるんですが、夜中なのにカツカレーや蕎麦など、和洋中いろいろなメニューが出ていました。

栃木・とちぎや

土井谷:あと愛媛で食べた焼肉も美味しかったです。田上さんの個人スポンサーの社長さんが色々手配してくれました。

愛媛・富久重での物販の様子

ー旅の途中で驚いたことは何かありますか?

土井谷:いい意味で、思った以上にファンがたくさん来てくれました。最初の想定の倍ぐらいグッズが売れたので、逆に動画的に面白くなるのか少し心配していました。そもそも「貧乏旅」みたいなテーマで、狭い部屋で1泊するとかを想定していたんですけど、実際は全然イージーで順風満帆に進みました。

愛媛・道後温泉 ふなや

ー他に何かハプニングは起きましたか?

土井谷:愛媛に行く時にフェリーに乗ることになったのはちょっとパニックになりました。ただGoogleマップに従って運転していたので、フェリーに乗るとは思っていなくて。でも結局、フェリーの方が早かったので良かったです。

ー今回の縦断旅で、普段行かない地方の良さをどのように感じましたか?東京や千葉では味わえないものはありますか?

土井谷:岐阜の朝は良かったですね。空気が澄んでいるというか、朝にタバコを吸ったんですがめっちゃうまかったです。

岐阜・ロッヂ岐阜

土井谷:あと愛媛とかは、アクセスとかの面でいい意味で不自由さがあるからこそ、ぼーっとできるというか。時間がゆっくり流れているような感じで、一度立ち止まって考えたい時にいいなと思いました。

土井谷:あとこれは場所とかは関係ないですけど、普段会えない視聴者層の人たちと会えるのも良かったです。完全初対面のファンがメンバーと直接話してグッズを買って喜んでいる姿を見るのは嬉しいですね。

長野での物販

ー逆に、地方で「ここは不便だな」とか「もっとこうだったらいいのに」と感じた部分はありますか?

土井谷:元も子もないですけど、アクセスは悪いですよね(笑)電車やバスが全然走ってなかったり。あと”地方都市”と呼ばれる場所に行くと「これが都会?」と思うこともたまにあります(笑)

サブチャンネル『グッズの売上10万円を競馬で賭けてみた|日本縦断旅Part3』より
餃子を求めて早朝の宇都宮・オリオン通りを徘徊する一行

土井谷:これもしょうがないことなんですが、店が閉まるのが早いですよね。宇都宮で餃子屋を探している時も苦労しました。でも逆に言うと、地方は安いなと感じました。

ーどんな点が安いと感じましたか?

土井谷:宇都宮のラブホテルに泊まったんですけど、一人7000円くらいだったと思います。でも部屋は豪華でしたよ。サウナもありました。東京だったら1万円以上すると思います。

サブチャンネル『グッズの売上10万円を競馬で賭けてみた|日本縦断旅Part3』より
一番大きなラブホテルに宿泊した一行、動画内では西尾がルームツアーをしている

土井谷:レストランとかも大きくは変わらないけど、土地代の関係で多少安くなっている気がします。

ーこれまで行ったことがない場所で、将来行ってみたい場所はありますか?個人的にでも、グループとしてでも構いません。

土井谷:九州の熊本や宮崎、鹿児島などに行きたいですね。そっちは本当に縁がなくて、結局福岡で止まってしまうので。あとは岡山かな。すごく長い橋があって、そこをバイクで渡ってみたいなと。

岡山県倉敷市と香川県坂出市をつなぐ瀬戸大橋
実は1つの大きな橋ではなく、10の橋を総称したものである

土井谷:あと四国のどこかに、家族が何十年もかけて建てたマンションがあるらしくて、一度見てみたいです。結構西日本側に興味があります。なかなか行く機会がないので。

高知県高知市にある沢田マンション
素人夫婦が建築した鉄筋コンクリート構造のマンションで、
増築に増築を重ねた外観から「日本の九龍城」とも呼ばれている

ー最後に、今回の縦断旅で実際に会いに来てくれたファンに向けてメッセージをお願いします。

土井谷:今回は僕らも大都市に限らず日本各地を回りましたし、買いに来てくれる人たちもいろいろな場所から来てくれました。だいにと視聴者の間のバランスが良くて、SNSとリアルを通じてこの縦断旅が盛り上がって本当に良かったと思います。あとはシンプルにわざわざ買いに来てくれて本当に感謝しています。

期間中、Xでは「#だいにの日本縦断旅」で大いに盛り上がりを見せた

ー今後、今回のような企画を行う予定はありますか?

土井谷:リアルとSNSを掛け合わせて視聴者と交流するイベントは今後もあると思います。PEDRO逃亡とかもそうでしたし。ただこういうイベントはどう転ぶかわからないのでリスクが大きいんですよね(笑)

土井谷:そのリスクを取ってでも視聴者を巻き込んだ企画を実現できるのが強みかもしれないです。他のYouTuberはなかなかやらないことですから。有名すぎない今の知名度がちょうど良くて、こういう企画をやるのにはちょうど良い規模感だと思います。

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日本縦断旅を通じて、地方の魅力を感じたり普段交流できないファンの姿を見たりと、この機会を存分に楽しんだ様子の土井谷。地方ならではの空気の澄んだ朝やゆったりとした時間の流れは、都会では味わえない貴重な時間だったようだ。

インタビューでも言及していたが、だいにぐるーぷの強みはSNSとリアルを掛け合わせ、視聴者との交流を大切にしながら面白い企画を実現できること。今回の縦断旅も、そうした双方向のコミュニケーションがあってこそ成立している。今後も、視聴者との交流を大切にした企画を楽しみに待とう。

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べリンガム

だいにぐるーぷのメンバーシップ会員。
レアル・マドリードのジュードベリンガムの大ファン。ご飯を食べながらサブチャンを見るのが最近の幸せ。

■主な執筆
DAI 2 REPORT
「【Vol.58】だいにを胸に、新生活。~後編~|ユニークレポート」
「【Vol.60】DAI2 NAGAZINEの裏側|ライタークルーレポート」