【Vol.66】「世界滅亡ドッキリ」上映会後レポート後編|上映会後レポート

【Vol.66】「世界滅亡ドッキリ」上映会後レポート後編|上映会後レポート

後編として岩田、須藤に各公演〜日本縦断旅を通して何を感じたのかを中心に話を聞いた記事をお届けする。

―公演の中で印象に残っている登壇はありますか?

岩田:基本的に各公演、キャストの方たちが来てくれて、作品の感想を聞けたのがまず嬉しかったんですが、その中でも印象に残っているのは日向役の水崎綾女さんが登壇もしてくれた大阪公演ですかね。

2025年5月31日、大阪で行われた上映会

岩田:水崎さんは大阪公演で初めて作品の完成版を観てくれて、「編集もそうだし、最後の仕上がりもすごかったです」と話してくれました。

岩田:水崎さんをはじめとした、映像の第一線で活躍している方々に面白いと思ってもらいたいという思いで編集していたので、すごく嬉しかったです。

水崎綾女(みさきあやめ)
今際の国のアリスやシティーハンターなど数々の作品に出演。
”キューティーハニー”への出演をきっかけにアクションに目覚め、アクションと歌を得意とする。
趣味は麻雀、釣り、ゴルフ。

須藤:僕は名古屋公演ですかね。関係者繋がりでいうと、議会の司会者役で出演してくれていた岡本さんが来てくれて、感想をいただいたんですよ。

須藤:僕らより年代も結構上の方なんですけど、そんな方が真面目な顔をして、感極まりながら「本当にすごかったよ」とお褒めの言葉をくださって、すごく嬉しかったですね。

須藤:僕は作品内でしか関われていなかったので、マスターの右腕の「すごくルールの厳しいお堅い人」っていう印象だったのもあって、いただいた言葉の一つ一つが響きました。

世界滅亡ドッキリ|日本を裏から動かす秘密の街【Part2】』より
マスターの下で議会の進行役を担う岡田役を演じた、岡本告狛(おかもとこくはく)さん

―今回皆さんは「日本縦断旅」に挑み、普段交流の少ない地域のファンと交流したと思います。感想を教えてください。

岩田:振り返ると、すごく大変ではあったんですけど、それ以上にやってよかったなと感動しています。

岩田:行き当たりばったりで、メンバー5人で出かけるということ自体が、すごく久しぶりで、昔遊んでいたあの頃のことを思い出して、楽しかったなというのがまず一つです。

岩田:それに加えて、出会った方々と関わることで、この関係性を尊いと思って、こんなに愛してくれている人たちが、こんなにもいるんだと思いました。とても感謝しています。

岩田:忙しかったり、疲れていたりすると、こういう大切な部分って、忘れてしまいがちだったなっていう反省があって、今自分たちが置かれている状況って、決して当たり前ではなくて、すごく心に来るものがありました。

須藤:僕も岩田とほぼ同じことを思っているんですけど、忘れていた人の温かみみたいなものを思い出しました。テレビ番組で言うと「田舎に泊まろう」みたいな感じです。

―印象に残った場所はありますか?

岩田:広島愛媛ですね。全く行ったことのない地域で、「マジで誰がくるの?」みたいな場所だったし、Xも2〜3人ぐらいしか反応していなかったんですよ。

岩田:でも会場についたら、20〜40組くらい集まってくれていて、初めましての方がほとんどだったので、こんなに応援してくれている人たちがいるんだと、シンプルに嬉しかったですね。

縦断旅1日目・富久重(愛媛県)

須藤:僕は宮城と岐阜ですね。場所を提供してくれたオーナーさんが、色々な事を無償で手伝ってくれて、車でしかこれないような場所なのに、そこに集まってくれた近隣の方々がいて、ただただ幸せな空間でしたし、日本中に僕らのことを応援してくれている方々がいることを改めて思いました。

縦断旅2日目・ロッヂ岐阜(岐阜県)

岩田:昔、心霊企画をやっていた時代って、そこに視聴者が来て、その人たちがきっかけで企画の流れが決まってくることが多くて、「今回はその感じに近いね」とメンバー内で話していました。

心霊スポットで1週間生活してみた。【最終日】』より

―その感覚は今後の企画構想に活きてきそうですか?

岩田:本当に久々の感覚でしたし、最近はしっかり準備して撮影に臨んでいるので、それもいいんですが、昔のような体当たり企画もやりたいなと思いました。

―最後に観にきてくれた方々にメッセージをお願いします。

岩田:ここ1か月間、思っていたことなんですが、普段僕らは、YouTubeに動画を上げて、再生回数とかいいねの数とかだけでしか反応を見れていなかったけど、上映会と今回の日本縦断旅を通して、画面の向こうにはちゃんと人がいるんだっていうことを再認識できました。

岩田:広島に行ったとき、約50人くらいの人たちが直接会いに来てくれて、その一人ひとりが動画を見てくれてたんだなって思ったら、再生数の重みが全然変わって思えたんですよね。

岩田:今までは数字でしか見れていなかったけど、その裏にちゃんと人がいるってことを思い出せたし、もっと感謝しなきゃなって気持ちになりました。正直モチベーションもすごく上がったので、また頑張ろうって思えてます。

岩田:今回初めて上映会に来てくれた方々からは、「次も絶対上映会で作品を観ます」っていう声が多くて、嬉しかったですし、あの素晴らしい音響がある環境で、まだ来たことない人にも、ぜひ一度観てもらいたいなっていう気持ちがやっぱり強いですね。作っていた僕ですら、涙が出そうになる場面がありました(笑)

岩田:改めてみなさんありがとうございました。

広島での物販設営の様子

須藤:上映会って回数をこなす中で、正直、作業感が今まであったところが、日本縦断旅の中で、こんなに熱量のある人が全国にいるんだということに気づかされて、申し訳なさもありましたし、その熱量を僕らの方からも返していきたいなと思っています。

須藤:ありがとうございました。

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「日本縦断旅」を通して、何が起こるかわからない体当たり企画に再度、可能性を感じたという岩田涼太。

近年では、AbemaTVから配信された、「世界の果てに東出・ひろゆき置いてきた」という体当たり企画が話題になったのが記憶に新しい。

土井谷は「Dai2 Magazine Vol4.5」での企画内で今後ディレクションしてみたいジャンルとして、低予算とスリルと未知を掛け合わせた企画を挙げていた。

年6本の作品を1年で回せるようになれるのが理想だと話す岩田の理想が実現するのなら、あの頃の体当たり企画のようなものが、今のクオリティで観れる日が近いのかもしれない。

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孤高の営業マン田中

だいにぐるーぷのメンバーシップ会員。

メンバーシップにて配信中の「だじお.FM」でのお便りで名を馳せている男。
持ち前の文才を活かすため、ライタークルーへ。

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