2017年春ー
彼らが「だいにぐるーぷ」として漕ぎ出す少し前。
小さくとも希望に溢れた船への乗船を決意した「あの日」の自分に想いを馳せて、
今日の彼らはどんな言葉を贈るのだろうか。
土井谷誠一

2017年当時の土井谷
今あなたは津田沼駅のサイゼリヤにいますね。
岩田からYouTubeをやろうと誘われ、横には安西がいましたね。
今となっては周りの人から「よく人生を賭けれたね」とか言われることもありますが、
当時は須藤と加藤と派遣のバイトするフリーターだったため、特に賭ける物のないような状況だったので即答できたのでしょう。
8年前、おそらく将来どうなってるんだろう?と考えているでしょう。
登録者100万人や劇場公開、Blu-ray発売とか信じられない体験もたくさんしますが、今でも8年前と変わらずあのメンツで加藤の家でつるんでいます。
やばいよね?
飯野太一

2017年当時の飯野
おめでとうございます。登録者100万人のYouTuberになれます。
ただ、あなたが今思い描いているであろう東海オンエアのようなスターダムに名を連ねることもないですし、お金も大して稼げません。
「とんでもなく売れるに決まってる」と、何の根拠も持たずにフリーターみたいな生活を送ってる中、いきなりこんなこと言って申し訳ない。
明日のバイト、サボらないでね。そのうち前田さんにガチギレされる。
でもね、今の現状も悪くはないよ。
8年前に想像していた形とは違うけど、想像もできなかったことを数え切れないくらい経験できたから。
無人島から脱出してみようとか、アメリカ全土で鬼ごっこしようとか、考えたことある? インドネシアの無人島のビーチで、朝日が眩しくて起きたことある?
もちろんないよな(笑)
これからの人生、こんなことばっかりだよ。
どう?ちょっと楽しみになってきたでしょ?
間違いなくYouTubeをやってた方が楽しい人生になるから、ディズニー行くふり選手権の編集に戻っていいよ。
1年後、人生で最高の瞬間を迎えられるので。
須藤祥

2017年当時の須藤
YouTubeを始めた時期はちょうどニートを終え、バイトをしながらの生活だったと思います。
バイトしながら「将来は何とかなる、金持ちになる」みたいななんとなくの夢を持ちながらひたすらバイトしてたから、「YouTubeをやろうよ」と言われた時は何か希望に溢れそうな、「何かが起こりそう!」的な気持ちでいっぱいだったと思います 。
YouTuber始めたての頃は、毎週火曜日の企画会議を頑張ってたね。みんなが大学やらプライベートで忙しくても1人でホワイトボードに何個も企画書いていたね。大体土井谷と一緒な時が多かったと思います。
あの頃スカイピースとかヒカキンとか水溜まりボンドとかが活躍していて「俺もこの人たちみたいにキラキラ輝きたい!」って思いながら演者頑張ってた。
けど、今は演者としてはあまり輝けていません。期待しないでください。 けど、色々ありましたがすごいYouTuberになってます!それはみんなのおかげです!
演者として輝きたいなら別の道で頑張りましょう!きっと上手くいきます!→まだ試行錯誤しながら頑張ってます。
西尾知之
2017年当時の西尾
あの春、大学という新しい世界の入り口に立ちながら、君は迷いながらも走り出していたね。
勉強に夢中だった日々、未来にワクワクしていた気持ち、全部忘れずにいてほしい。
君は驚くかもしれないけど、一度グループを脱退するタイミングは来るだろう。
ただそれは、自分の将来に対してしっかりと見つめ、方向性を決めるための機会であり、無駄な時間ではないだろう。
その決断以降は、君はまた一つギアが上がった、確信に近いものを持った状態で活動することができるようになる。
だから怖がらずに、この道を信じて進んでほしい。君は必ず、おもしろい未来を作れるのだから。
岩田涼太

2017年当時の岩田
やあ、8年前の俺よ。
セブンでバイトしながら、燻った大学生活を送っている俺よ。
わかるぞ、自分のポテンシャルを試してみたいんだよな。
小さな頃から漠然と思っていた「自分は違う」という感覚が思い込みだったんじゃないかと不安に思ってるんだよな。
心配すんな、思い切ってやりきってみろ。
恥をかかないようにと、自分の才能を疑うな。
思い込みだった時は結果が否定してくれるから。
今後、お前は大学を辞めることになる。
そして横にいる仲間の人生を背負うことになる。
決してスピードを緩めるな。
手前の金を拾わず、自分の感覚を信じて突き抜けろ。
その姿勢にみんながついてきてくれる。
周囲への感謝の気持ちを忘れずに。
そうすれば幸せな未来が待っている。
8年前の俺よ、挑戦してくれてありがとう。
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人生を賭けて、大きな夢を描いて、何かを変えたくて、未来を信じて、何者かになりたくて、「だいにぐるーぷ」を掴んでくれた「あの日」の少年たちへ心から感謝を。
2025年、8周年を迎えただいにぐるーぷの新たな冒険に目が離せない。
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