Z世代ー
概ね1997年代から2012年代生まれの世代を指す。
「タイパ(タイムパフォーマンス)重視する」ことや「自己表現への高い関心がある」などがその特徴として挙げられるが、そんなZ世代の先頭を走る1997年代末、1998年3月24日にだいにぐるーぷのメンバー、須藤祥が誕生した。
破天荒な中卒の少年は、今や2歳の娘と妻を守る一家の大黒柱に。仕事と家庭を両立しながらも、夢に向かって走り続ける、がむしゃらな男は27歳になって何を語るのか。
須藤祥 1998年3月24日生まれ
ー27歳になった感想を率直にお聞かせください。
須藤:27歳って30歳に向けて何か変わらないといけないなって思う歳じゃないですか。実際にメンバーとかも30歳を直前に焦るという話をしていて。僕も1年前までは"そっち派"だったんですが、今はもう30歳前の焦りみたいなものはないですね。
ー何かその考えに至る出来事などがあったんでしょうか?
須藤:やっぱり、やりたいことが見つかった事かなと思います。須藤のアメリカンラジオ(メンバーシッププレミアム会員限定のプレミアムラジオで須藤が担当するラジオ)でも言ったと思うんですけど、”ゲーム実況で横浜アリーナを埋める!”っていう目標が出来たからですかね。
須藤:30歳に向かって、というよりかは、その目標に向けて走っているので、30歳が気にならないみたいな感じです。
ー今までで記憶に残っている誕生日のエピソードはありますか?
須藤:昔にいた彼女との話なのですが、当時本当にお金が無くて、彼女のプレゼントをスキップしてあげなかったことがあるんです。なので、俺の誕生日はプレゼントいらないよって言っていたのですが、当時の彼女がプレゼントを買っていて(笑)
須藤:男のプライドというかなんというかで、「なんで買ってるの!」って言って喧嘩になりました(笑)
須藤:俺が悪いんですけど、なんか「ありがとう」って素直に言えなかったです。結果、仲直りはしましたけれど、俺も子供だったなと思います。(笑)
ー総務になって1年ほど経ったかと思うのですが、成し遂げたことはありますか?
須藤:総務って仕事が終わらないんですよね。言葉を選ばずに言うと雑務なので、本当に色んなことをしますし、どんどん仕事が来ます(笑)
須藤:ただ、メンバーが編集をしやすい環境を整えるということで、総務がいなかった去年に着手出来ていなかった部分を総務がいる事でできていっているので、スタジオの環境は良くなってきていると感じます。
須藤:例えば今、隣の家を倉庫として利用しているんですけど、はじめは前の住人の荷物と、ぐるーぷの備品、グッズの在庫などが混在して進める道もないくらいでした(笑)
須藤:今は動画にも上がっていると思うのですが、かなり整頓出来たものの、結局イベントがある度にグッズの在庫が増えるので今は庭にトタン屋根の小屋を立ててスペースを追加で作っている最中です。
須藤:なので今の俺の生活は、昼は大工、夜は事務作業という形です。何やってるんだって話ですよね(笑)
ー26歳で成長したと感じる部分はありますか?
須藤:器が広くなったことかなと思います。
須藤:ここ数ヶ月で特に感謝祭の準備をしている時に感じましたね。例えば、自分が分からなくて正直出来ないって断れるものも、1回やってみようと受け入れたりとか、どんな仕事でも1回やってみようという気持ちが今までよりあるなと感じています。
DAI 2 CREW感謝祭2025の集合写真
須藤:はじめに話した30歳という数字に焦らなくなったという事にも繋がってくるのですが、ゲーム実況で横浜アリーナを埋める!という目標のためにどんな事でもやるって言うのはあります。
須藤:あと、僕は他のメンバーとは違って、だいにぐるーぷが解散をしたとして、その後の仕事は今の仕事に関係がなくてもいいんです。足場屋さんみたいなのでもいいし、本当に何でも(笑)
須藤:娘や嫁がいて、家族を守るために仕事内容はいとわないというマインドももちろんありますが、独身でもそうだったかなと思います(笑)
須藤:目標に向かってコツコツどんな事でもやってやろうという考えは変わらないです。
ー今年27歳の意気込みや今後の展望はありますか?
須藤:先程も言った、ゲーム実況で横浜アリーナを埋める!ことが1番の目標です。2年後とか早い段階でその夢は叶えたいなと思っています。
須藤:ただその目標の前に沢山小さい目標があって、それがメンバーの次の道を俺が作ることや、メンバーに飯を食わせるとかそういう感じです。上から目線みたいな感じですけど。(笑)
須藤:だいにぐるーぷが始まって1年半位で1度ぐるーぷを抜けたにも関わらず、もう1回再加入をさせてくれたみんなにはすごく感謝しています。
須藤:その気持ちもあって総務の仕事も捗りますし、何よりそんなメンバーに恩返しがしたいというのは常々思っています。あとは、嫁には高級車を乗り回して欲しいとかもあったりします(笑)
須藤:小さい目標の第1ステップとしては、饗庭さんと仕事が出来るようになるということですね。
須藤:饗庭さんと仕事が出来るようになる為に今できることをコツコツやると言うのが今の俺の出来ることかなと思っています。
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本インタビューでは、ポジティブな”アメリカンマインド”を持って周りを明るく照らす須藤の素敵さが垣間見えた。
食わず嫌いをしない精神で、父、YouTuber、総務、ラッパー、ゲーム実況者など様々な顔を持ち、挑戦する姿は視聴者にも勇気を与えている。
今年もだいにぐるーぷは、演者としてだけでなく、縁の下の力持ちとしても奔走する須藤によって数々の困難を乗り越えるに違いない。
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