感謝祭の裏側ー
間もなく開催
DAI2 CREW感謝祭2025
2025年3月15日(土)/16日(日)「AKIBA_SQUARE」(東京都・千代田区)にて「DAI2 CREW感謝祭2025」が開催される。
『特別物販』や『屋台エリア』に加え、須藤完全監修の「須藤食堂」をはじめとした『飲食エリア』、だいにイズム満載の『ゲームエリア』や『レースエリア』がDAI2 CREWを迎え入れる。規模感もさることながらアトラクションの充実感も「感謝祭2024」から大幅にバージョンアップされた本イベント。その裏側を大野菜摘と永徳隼也に語ってもらう。
―「感謝祭2025」での担当とこだわりポイントは?
じゅんや:飲食チームを担当をしています。「感謝祭2024」では自分たちでフードを提供することができなかったのですが、今回は保健所とやりとりをして、原材料の仕入れから全て自分たちで作ります。
じゅんや:フードの注目ポイントでいうと、『須藤食堂』の『豚丼』は、須藤が実際に家で作っている豚丼をそのまま作ったものです。須藤オリジナルなので、ぜひ皆さんに食べてほしいですね!
じゅんや:あとは『SWEETS BARBARA』のパフェで使っているイチゴソース。これは僕の完全オリジナルなんです。満足いくまで何度も試作しました。正直、市販のものとは比べ物にならないくらい美味しいです。…ハードル上げすぎたかな?でも本当に美味しいので!
じゅんや:ハンバーガーも試行錯誤を繰り返して、最初に作ったものより格段に美味しいものになりました。頑張って作ったものばかりですので、みなさん食べてください!
なつ:グッズや景品の制作、飲食業務、あとは当日のオペレーションを統括しています。感謝祭で販売するグッズは「ファン」に向けたアイテムを意識して作りました。
なつ:例えば、今回のグッズに「ゆるキャラTシャツ」というものがあるんですけど、ゆるキャラがしぼんでいるグラフィックをあえて採用しました。ゆるキャラ=可愛らしいってイメージがあると思うんですけど、そこは「だいにっぽさ」を意識して、しぼんだポーズを採用しました。
なつ:グッズ以外でいうと、当日の運営でも「だいにっぽさ」というのは大切にしています。イベントスタッフの子たちには「だいにらしくいこう!」とよく言っています。
なつ:少し意地悪なルールのアトラクションがある一方で、クオリティ面は常に高いものを追求する。そういったところに「だいにっぽさ」って出せているのかな、と思いますね。
なつ:あとは「感謝祭2024」での教訓を活かして、特に当日のオペレーションに関してはイベントスタッフの皆さんと何度も打ち合わせを行い綿密にシミュレーションしています。
―「感謝祭2025」を開催するにあたり「感謝祭2024」とはどのように向き合いましたか?
なつ:これは周りに言われて気付いたことですが、私の中で「感謝祭2024」というのはある種のトラウマになっていました。皆さんの前で涙ぐんでしまったことを今でも覚えています。
なつ:「感謝祭2025」は何としてでも全員がイベントに参加できるよう、各ブースの所要時間や人員配置など何度も何度もシミュレーションしています。メンバーからは「去年のことに引っ張られすぎている」と言われますが、それくらい私の中で「感謝祭2024」というものは大きいので。
なつ:そんな中で、「感謝祭2025」へのモチベーションを保てていたのは、ファンの人がファンで居続けてくれたからです。私の反省の言葉に対する優しい言葉や「感謝祭2025」の開催を応援してくれる言葉はとても大きかったです。
なつ:あとは「感謝祭2024」が終わったあと、岩田に「今回の責任者はなつなんだから、今回のミスはなつのミスだよね。おれはなつができると思っているから任せているし、頑張ってほしいと思っている」と言われことも私の中では「感謝祭2025」への活力になりました。「この期待に応えたい」と思いましたね。
なつ:ファンのみなさんやメンバーの言葉で不安が払拭されて、「感謝祭」へのリベンジ、かつ、バ-ジョンアップへのわくわく感が生まれました。
じゅんや:「感謝祭2024」は僕たちの中では失敗でした。僕たちが「失敗」という言葉を使ってはいけないかもしれないけれど、「成功」には程遠かったです。それでも、声をかけてくれるファンの人はすごく優しくて。僕たちの失敗を責めるのではなく「次へ活かしてほしい」と言ってくれる。そんな言葉があったから、僕たちは次に進めたのだと思います。
―「感謝祭2025」をどのようなイベントにしたいですか?
じゅんや:行列ができて遊べなかった、ということはあるかもしれない。全てのイベントを体験できないかもしれない。それでも、「宝さがしが面白かった」「須藤さんが作った豚丼が美味しかった」そういう思い出を1つでも持ち帰ってもらえるような、そんなイベントにしたいです。
なつ:ミスがあるのは仕方ないと思うんです。ただ、何かトラブルが起きた時にしっかりと対応できて、来てくれた人たちに満足して帰ってほしい。それから、帰った後にSNSで「楽しかった」って言ってもらえるようなイベントにしたいと思います。
―「DAI2 CREW感謝祭」とはどのような存在ですか?
じゅんや:「感謝を返す場」です。上映会では「作品を創ってくれてありがとう」と感謝されることが多いんですけど、いくら僕らが良い作品を創ってもそれに熱狂してくれる皆さんがいないと成り立たないと思っています。そういった意味で、感謝祭ではみなさんがくれる「熱狂」に対して恩返しをしたいと思っています。

なつ:私の場合は「青春」ですね。文化祭の準備に似ているかな。1つのものを自分たちの力だけで作る。楽しいことも辛いこともあるけれどそれも乗り越えて、創り上げる「感謝祭」はまさに「一生モノ」。定期的にある上映会と違って、感謝祭は年に1度しかありません。
なつ:しかも、毎年必ずクオリティをあげていきたいと思っているので、今年の感謝祭は1つしかない。そんな「一生モノ」の青春に皆さんに来てほしい。そして「一生モノの思い出」を皆さんと作りたいです。
じゅんや:なつは感謝祭に限らず、上映会でも毎回青春を送ってるよね、1人で(笑)
なつ:え?! 1人だったの?!
じゅんや:(笑) でも、なつのそのメンタルがあるからイベントスタッフの子たちも付いてきてくれるのかな、と思います。
―それでは最後に、DAI2 CREWの皆さんへ向けてメッセージを!
じゅんや:できれば全種類まわってほしいですね。「感謝祭2025」の空気感をすべて味わってほしいです!
なつ:どこを切り取っても、例え一瞬だとしても来る価値があるイベントを作りました。なので、少しでも時間がある人は足を運んでほしいと思っています。そして「感謝祭2025」の経験を活かして、次回はもっともっと大きなことがしたい。そのためにも、皆さんの「盛り上げる力」で推し上げてほしいな、と思っています。ぜひ、ご来場ください!
後悔、期待、不安、リベンジ―
数多の想いが込められた「感謝祭2025」で、彼らはどのような景色をみせてくれるのだろうか。最初で最後の「感謝祭2025」が間もなく開催される。
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