【Vol.36】27歳を迎えた西尾 知之|誕生日レポート

【Vol.36】27歳を迎えた西尾 知之|誕生日レポート

西尾知之生誕ー

”27歳症候群”という言葉を知っているだろうか。

社会人として慣れが見えてくる27歳。転職や結婚・出産など生活環境が変わる人も多いだろう。そんな社会人としての過渡期への戸惑いや葛藤を端的に表現したものだ。

だいにぐるーぷでもこの27歳は1つの節目に感じていたのか、2024年の新年会でも”27歳問題”として語られていた。


限定動画 Vol.244|新年会 27歳問題

2025年1月31日に27歳を迎えた西尾知之は、この27歳という時期を一番脂が乗るタイミングであると前向きに捉えている。彼は「脂が乗る時期に向けての土台作りができた」と自他ともに認める大きな変化のあった26歳を振り返った。

実際にぐるーぷ初の試みである感謝祭から始まり、果てはぐるーぷの目標として掲げられていたNetflixとのタイアップしたイベントまで、その変化量はファンからも見てとれるだろう。

怒涛の1年の中に手応えと充実感を感じた彼が、だいにぐるーぷと「西尾知之」のこれからについて率直に語ってくれた。

1998年1月31日生まれ 西尾 知之

ー27歳を迎えた今の心境を教えてください。

西尾:ついにこの年になったのか、というのが率直な感想ですね。僕らの中でよく27歳問題って言ってたんですけど、27歳って一番脂の乗る時期だなって思っているんです。

西尾:というのも、King Gnuさんが「白日」とかで世に出始めたタイミングが27歳だったんですよ。当時22歳か23歳とかでそれを見てて「やっぱ27、28が一番脂乗る時期だな」みたいな話をしてたんです。そこまでにKing Gnuさんみたいに世間にインパクトを残せるような状態になっているかなって。

西尾:というように思っていたのですが、今年ついに27歳を迎えてしまったので、ちゃんとギアをもっと上げないとなと思ってはいます。まあ、去年もギアはパンパンだったんですけど(笑)

ーとてつもなく忙しい26歳を過ごしたと思うのですが、振り返ってみていかがですか?

西尾:いやあ、過去イチ働いたかもしれないです。

西尾:去年の26歳は、世間一般の26歳の方と比べた時に、絶対に周りとは違うレベルで働いていた自信があります。やっぱり27歳手前を意識していたので、自分なりにちゃんと限界値まで出せるような動き方をしていました。


2024年に5月にサブで投稿された、「家に帰らず仕事漬けの西尾に1週間密着してみた」

ー脂の乗る27歳に向けて下地を整えられた感じですか?

西尾:そうなんです。年々だいにぐるーぷが大きくなっていくのは実感するんですけど、去年は今年に向けてちゃんとした準備ができた年だったなと思います。

西尾:具体的な事で言うと、今年3月に開かれる感謝祭は去年の9月から準備していましたね。

3.15土・3.16日に開催する感謝祭

西尾:なので、今年はどの分野でもそうですけど、どれくらいギアを変えられるかってところですね。

ーだいにぐるーぷとしても新たにクリエイティブ人材を募集していましたね。これもギアをより上げるための変化でしょうか?

西尾:去年まではだいにぐるーぷっていう10人規模でやっていて、これがマックスで動いた時の限界値だねっていうのは岩田が語っていました。そこでさらにギアを変えられるとしたら、やっぱりメイン作品という映像の部分になりますね。

西尾:なので年末年始で募集したクリエイティブの皆さんとか、他にもいろんな人に入ってもらった上でより良いものを作りたいと思っています。

去年12月にメインチャンネルで投稿された「映像制作のクリエイティブ人材を募集します」

西尾:なおかつ、自分たちでもちゃんと時間が作れるようにっていうのが、だいにぐるーぷの今年のテーマでもあります。去年よりももっとうまく立ち回れるようにできたらなというのが目標のひとつですね。


ー西尾さんの視点でだいにぐるーぷの変化は何かありますか?

西尾:去年から今年にかけて明らかに変わったのは、外部の人と接する機会が一気に増えたことですね。

外部の方と打ち合わせをする西尾

西尾:上映会とかで今まで僕らのお手伝いをしてくれてる人たちも最初の頃と比べるとかなり増えました。上映回数も8公演とかになっているので、規模も大きくなってきていますしね。去年はイベントスタッフさんも募集も過去最多の応募があったし、それもあってみんなとイベントを作っている感じがします。

PEDRO1週間生活でのイベントスタッフとの集合写真

西尾:他にも特設サイトとか、DAI2MAGAZINEとか、いろんな人と関わる機会が去年一気に増えました。そのおかげか、みんなちょっとずつ大人になりつつあるなと思います。

西尾:具体的には時間とかの部分で、スケジュールとかも外部の人との関わりが増えてより意識するようになりました。各個人がぐるーぷを全体で見れるようになってると感じることが増えたなと思います。

ーちょっとずつ大人になるだいにぐるーぷの中で、西尾さんが思う一番成長したなと思うメンバー・スタッフはいますか?

西尾:個人的には須藤が全体を見ながらサポートしてくれた1年だったなと思っています。去年は重い編集がいっぱいありましたが、倉庫とかだいにぐるーぷの身の回りの細かな仕事もたくさんあったと思うんです。それを須藤が編集の人たちに負担かけないように動いてくれてて。ありがたいですね。

倉庫を整理する須藤

西尾:他の人の仕事を見ながら自分がいかにちょっと入れるかっていうのを常に考えている奴だなと思います。

ーまさに縁の下の力持ちですね。西尾さん視点で視聴者への印象や想いなどの変化はありましたか?

西尾:去年すごく明確に感じたのが、視聴者の人と一緒だからこそだいにぐるーぷが大きくなってるなって。

西尾:だいにぐるーぷが大きくなっていくために、もちろん僕らも動きました。けれど、昨年のPEDROの上映会時には、イベントスタッフに過去一の応募があったのとか、そうやって手伝ってくれる方がいるからこそイベントができている状態なので、視聴者の皆さんが僕らの後押しをしてくれている感じがします。

西尾:全体を通して視聴者の方と一緒に進んでるなって、去年1年でとても感じました。感謝祭で初めて出した”CREW”って言葉を皆さんも使ってくれていて、「私達CREWだから」っていう一体感がすごい嬉しかったですね。

昨年の感謝祭で公表された「DAI 2 CREW」

ー感謝祭についても今年はグレードアップして第2回の準備を進めているところだと思うのですが進捗はいかがですか?

西尾:上映会みたいな映像コンテンツを主軸にしたものじゃないイベントとして、去年初めて開催したオフラインイベントなんですが、やっぱり毎年恒例にしたいなって思っています。

西尾:去年の失敗も踏まえて、今年2回目がちゃんと成功することで年に一度の感謝祭っていうのを印象つけられたら嬉しいですね。毎年規模を大きくしていくというのは前提で考えているんですけど、ちゃんとみんなが盛り上がれる場を作りきりたいというのが今の本心です。

感謝祭の会議をしている西尾と岩田(撮影日1/29)

ー今年の感謝祭も期待しています。最後に27歳の抱負をお願いします。

西尾:個人的には26歳はとにかく大きな変化があった1年だったなと。これは多分、自他ともに認める1年かなと思っています(笑)

西尾:なので、今年も1年というか毎年、それくらいのイメージでやっていきたいなとは思ってます。やっぱり自分自身がちゃんと動けているか、動かないかによって、1年の充実度も変わって来ると思うので。

西尾:1年後振り返った時に満足いく1年にできるように、今はもうとにかくやりきりたいですね。

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今回のインタビューで西尾は「だいにぐるーぷの変化を後押しする視聴者との一体感」について強く語った。

「視聴者の皆さんと一緒だからこそだいにぐるーぷが大きくなっている」

そう語る西尾の表情は充実感に溢れていた。

27歳を迎えるタイミングで、生活環境の変化や自分と周囲を比較して不安や焦りを感じる人も多い中、西尾はこれからを見据えている。むしろ、27歳が一番脂が乗るタイミングだとさらなる変化を遂げようとしているのだ。

演者として、クリエイターとして、ひたむきに努力を重ね自己研鑽を続けてきた西尾知之だからこそ、27歳問題を納得のいく形で乗り越えていくのだろう。

27歳、脂の乗り始めた「だいにぐるーぷ」の描く航路の先には何が待っているのだろうか。彼らのこれからの変化も見逃せない。

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chopi_

だいにぐるーぷのメンバーシップ会員。
サウナマイスターの称号も持っている、現役のライター。

■主な執筆
DAI 2 REPORT
「【Vol.34】だいに神社|ユニークレポート」(協力)
「【Vol.36】27歳を迎えた西尾 知之|誕生日レポート」