【Vol.28】27歳を迎えた飯野 太一|誕生日レポート

【Vol.28】27歳を迎えた飯野 太一|誕生日レポート

27という数字。この数字はエンジェルナンバーとも呼ばれ、現在のあなたの状態が素晴らしく良く、あなたの努力も間違いなく努力が認められる意味を持つ数字だといわれている。

2024年9月22日、「だいにぐるーぷ」の音効担当である飯野太一も27歳を迎えた。

「だいにぐるーぷ」として活動した26歳での1年は、怒涛のものだったと振り返る。プロからも評価される彼の音楽センスは、才能だけでなく、少なからず今までの努力が繋がってきているからであろう。今ではなくてはならない存在であるのは、一つ一つの彼の努力の報われなのではないだろうか。

そんな彼が感じる「だいにぐるーぷ」について。そして、自分自身である「飯野太一」について、素直な思いを伺った。

1997年9月22日生まれ
飯野 太一

ー27歳を迎えました。今のお気持ちを教えてください。

飯野:みんなで結構話をしてたりするんですけど、やっぱり30歳が見えてくるなって思いますね。

飯野:でも、25歳くらいの時からその気持ちはあったんです。だから準備期間じゃないですけど、ちゃんと現実を受け入れる期間を作っていたので27歳になった今も、多少は「うわ、27か」と思いますけど、そこまで喰らってはないですね。

飯野:というか、「もう30になるんだ」っていう風に準備を徐々にしていかないと、これから毎年しんどいなっていうのがあるかもしれないですね。

ー30という節目が近づくことについては、やはり負の感情が大きいですか?

飯野:まあ怖いっちゃ怖いっすよ。やっぱり大きな区切りになるじゃないですか。20歳くらいの時は「もっと早く大人になりてえな」とか思ってたんですけど、「早く30になりてえな」とは思わないですし(笑)。ずっと20代がいいじゃないですか。そういう意味でも30歳っていうのは大きいですね、個人的に。

飯野:あと、このままじゃやばいなって思ってたりもします。キャリアというか、仕事的な部分ですけど、自分1人でやっていける力をつけていかないとまずいんじゃないかなっていう風には思ってますね。グループに頼りっきりじゃなく、将来的なことも考えてっていう。すごい現実的なこと考えちゃいますよ。全然夢ないっすけど(笑)。

飯野:そう思うと、ここ数年ですごく「将来」のことを考えるようになりましたね。若い頃ってもう、無限大だと思ってるじゃないですか。「何にでもなれる」って感じていたのが、どんどん現実を知っていくっていう感覚に近いかも知れないんですけど。ここ最近は「これはできて、これはできない」っていうのが分かってきたっていう感じですね。

ー27歳としての抱負はございますか?

飯野:ないです(笑)。言っていい?この抱負文化に。この文化うざいのよ、もう(笑)。誕生日の時も毎年聞かれるし、YouTube始めてからも聞かれて、新年明けたらまた聞くでしょ?(笑) もう覚えてないのよ、こっちも。聞いた人も誰も覚えてないんだから(笑)。だからないっす抱負は(笑)。

ー26歳としての1年は、YTFFの出演やコラボ動画、全国規模の企画や津田ロッテイベント等、活動に多くの変化を見ることができました。振り返っていかがでしたか?


草野球チームの投手としても大きく前進した飯野 太一

飯野:今年に関してはマジで休みがなかったんですよね。4〜5ヶ月くらいずっと編集してたので、正直あんまり記憶ないっす(笑)。「Not Found」からもうノンストップだったので、寒い時期が終わったと思っていたら気づいたらまた寒くなってる、みたいな。新しいことも何もできてないし、例年よりやっぱりしんどいっすね。もう今も「PEDRO1週間逃亡生活」が始まっているので、本当に時間がないです。

飯野:だから年齢を考えると、それも怖いですよね。こうやってあっという間に過ぎていくから、「このまま30になっちゃうんじゃないか」っていう。目まぐるしくて、ちょっと怖いです。

ー次回の企画については過去最大規模の上映会になりますね。何か意気込みなどございますか?


過去最大規模となった「PEDRO1週間逃亡生活」の先行上映会

飯野:そうっすね。本当は「過去最大規模で頑張ります」みたいな感じがいいんだろうなと思うし、頑張りますというのは大前提ですし。お客さんは変わらず来てくれてるので、気を引き締めて頑張ろうって思います(笑)。

飯野:でも北海道は楽しみですね。初めてですし、何が起こるか、どんな感じなのかも想像つかないので。

ー「だいにぐるーぷ」の音効担当としてなくてはならない飯野さんの存在について、ご自身で何か意識していることはありますか?

飯野:音楽については才能かなと思ってます(笑)。

飯野:まあそれと、数に慣れるとかですかね。「こういう演出あるんだ」みたいなのをどんどん積み重ねていったりとか、「こういう曲の探し方あるんだ」みたいなものの積み重ねの結果かなと思います。それをもう5年くらいやってますからね、プロレベルにはなりますよ。

飯野:その上で、今後の目標というか悩みに近いんですけど、割と天井が見えやすい気がするんですよね。音楽とか効果音でできることっていうのは割と天井がそんなに高くないので、その中でいかに最大限を出していくかっていうのはあります。

ー音効以外で何か挑戦してみたいこととかは、あったりするのでしょうか。

飯野:27歳からでしょ?(笑) まあ自分の企画的なのは、やりたいなと思いますよ。ディレクター的な部分ですかね。自分でこういう企画やってみたいなっていうのを出して、実際にそれを映像にするみたいなことはやってみたいなと思っています。

飯野:だからSPコン(メンバーシップ限定のスペシャルコンテンツ)は、そんなに制約がないし、そういうテスト的な部分にはもってこいの場所なのかもしれません。


SPコン担当の飯野が2024年に配信した様々なコンテンツ

ー飯野さんから見た、他のメンバーの変化や「だいにぐるーぷ」の変化について何かございますか?

飯野:まあ年齢の気持ちといいますか、その辺についてはみんなやっぱり不安はありますし。でも覚悟がついているのかなとは思いますね。

飯野:他に関しては正直あんま変わってないですよ(笑)。表面的になんかちょっと変わってるなみたいな部分はあるかもしれないですけど。

飯野:あげるとしたら大人になったっていう部分はあるかもしれないですね。それこそ(PEDROボーカルの)アユニ・Dに言われたんですけど「前回のPEDRO1週間逃亡生活の時と違って、今回は話しやすくなりましたね」みたいな。こっちも全く同じこと思ってたんですけど(笑)。


「PEDRO1週間逃亡生活」での一場面

飯野:だから丸くなってるっていうのはあるんじゃないですかね。変に尖ってた部分といいますか、本当にいらない部分が削がれていったんじゃないかなって勝手に思ってます。だから核となる部分の思想は変わってないっていう風に思ってますよ。

ー飯野さん本人の目線から、ファンの皆様への印象や思いを聞かせてください。

飯野:結構リッチな人が多いなっていう印象です(笑)。事あるごとにお金使ってくれたりとか、イベント全部来てくれたりとかですね。始めたての頃とかは、今みたいな誰のファン、誰のことが好きですみたいな派閥がなかったので、マジでどういう人が応援してくれてるんだろうってちょっと不思議な気分でした。

飯野:でも特にここ2〜3年はこういう人が応援してくれてるんだって分かるようになってきて、ファンが可視化されたように感じてます。そのほうがやっぱり面白いですよね。


先行上映会で「インチキくじ引き」のコーナーに立つ飯野 太一

飯野:「あ、俺らの視聴者だ」っていうのはすごいあります。顔覚えてる人もそうだし、初めて来ましたみたいな人もそうだし(笑)。特に学生なんかは本当に俺らの学生の頃見てるみたいな感じですよ(笑)。なんかひねくれてそうでね、そういうのばっかだよ。顔見たらわかる(笑)。

飯野:まあでも、本当に感謝はしてます。僕がこうして、これからも頑張っていけるし、ここまで頑張ってこれたのは、本当に視聴者の皆さんが応援してくれたおかげです。僕らは見てくれる人がいなかったら成り立たない職業なので。だからこれからも、どうぞよろしくお願いします。

本企画においてのインタビューで、飯野が強く語ったのは「将来の自分」についてであった。「自分でも0から作ってみたい。」未来を見据える彼の向上心は、これから先も我々を楽しませてくれる物に繋がっていくだろう。

ここから更に変化を期待させる彼と、「だいにぐるーぷ」。幾つもの予想を大きく裏切ってきた彼らが見ている未来に、心を踊らさずにはいられない。

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■飯野誕生日WEEK開催!(2024年9月23日~9月29日)

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ち(ゃ)ぴ

だいにぐるーぷのメンバーシップ会員。
文字を書くのが好きなことや、『Not Found』東京公演のイベントスタッフを行ったりと、天真爛漫な医学部女子大生。

■主な執筆
DAI 2 REPORT
「【Vol.19】『Not Found』先行上映会(東京・名古屋)|イベントレポート」
「【Vol.24】IQ145!だいにぐるーぷリーダー岩田が嫉妬した作品たち」
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