【Vol.21】『Not Found』先行上映会(大阪・福岡)|イベントレポート

【Vol.21】『Not Found』先行上映会(大阪・福岡)|イベントレポート

『Not Found』上映会後半部
イベントレポート

2023年の末に公開された『海賊サバイバル』から半年を経て、2024年5月31日(金)よりついに『Not Found』の先行上映会が開催された。

2週間にかけて行われた本先行上映会は、前半部(東京・名古屋)と後半部(大阪・福岡)に分かれ開催された。前半部については、「【Vol.19】『Not Found』先行上映会(東京・名古屋)|イベントレポート」に詳しく記載されている。

【Vol.19】『Not Found』先行上映会(東京・名古屋)|イベントレポート

それでは、6月8日(土)に開催された「大阪公演」、6月9日(日)に開催された「福岡公演」、後半部について振り返っていこう。

笑いに厳しい浪速のファンが待ち受ける
上映会のターニングポイント

 6月8日(土) 前回とは違い2週間で東京、大阪、名古屋、福岡の4会場5公演を行っただいにぐるーぷ。メンバーの飯野太一が、 3大都市の1つである大阪での公演について語る。

ー大阪会場のイメージについて教えて下さい。

飯野:今までは大阪のファンは、反応の出づらいイメージで、笑いに厳しいって言うのが印象だったんですけど、今回の「Not Found」は結構反応が良くて、「物販」や「登壇」の時の反応が過去1、2を争うくらい良かったですね。

ー今回作風がガラッと変わってお笑いと言うよりシリアスな作風だったと思うんですが公開するに当たって不安でしたか?

飯野:そうですね、やっぱり少し不安でした。笑いどころは少なかったんで、反応なんかは分かりづらい部分だったんですけど、みんな最後まで見た上で、物販での反応が凄くよくて。「面白い」って言葉を直接頂くことが多かったんで、その不安は払拭されましたね。

ー飯野さんのインチキくじについてお願いします。

飯野:やっぱり一番はじめに売り切れたのは東京ですね。缶バッチとかと評判もすごく良くて、本数をもう少し増やせればと思ってますね。買えなかった方もきっと沢山いらっしゃったので。それと皆さんにもどういった景品が欲しいかとかも聞いてみたいですね。サイン付きのグッズなんかも結構数少なかったんで、それもいいかなって思ってます。

飯野:それと僕は名前を貸してるだけなんですけど、インチキくじの業者の方が3等を入れ忘れた会場があって。そこはそうですね、悪かったなと思います。


インチキくじ引きについて登壇時に弁明する飯野の様子

飯野:僕の方でしっかり伝えとかなきゃなって言うのと、僕が名前を貸してるんで代わりに謝ってるって感じですね(笑)。 大阪ではちゃんと3等も入ってたみたいで安心しました。


インチキくじ引きで3等を当てたお客さんの様子

ー大阪初のアフターパーティーはどうでしたか?

飯野:そうですね、素直に楽しかったです。初めての大阪での開催ということや会場のカフェを貸し切っての開催と、いい雰囲気の立食パーティーって感じでしたね。

飯野:人数については多すぎずみんなの席にも回れて丁度良かったと思ってるんですが、想定よりもだいぶ来てくれる人が少なかったんで、次回以降はどうだろうって感じですね。ちょっと調子乗り過ぎちゃったなって思ってます。

飯野:本来はもっと入る予定だったんですけど、 今まで関西からわざわざ東京に来てくれてた子とかが、大阪でやるなら大阪でいいかって感じになっちゃって、人数が割れちゃいましたね。

飯野:満足度的には高かったんでしょうけど、やっぱりもっと僕たちに着いて行きたいなって子が増えて行ってから地方でのアフターパーティーはやったほうが良かったかなって思ってます。


大阪でのアフターパーティーの様子

ー大阪会場を109シネマズ大阪エキスポシティに変えてみてどうでしたか?

飯野:今回の会場はららぽーとに併設されてる劇場で、まさにモダンな大型複合施設って感じでした。上映の前後の時間に、食事やショッピングを楽しんでる人も居ましたね。

飯野:更に今までの会場と比べて、大阪市内に近い会場ということもあって、交通の便的にもいいだろうなって感じだったですけど、大きな勘違いでした。レンタカーの乗車人数的に、僕含め何人かはタクシーで帰ることになったんですけど、タクシーが全く捕まらない上、敷地が広大すぎて出口が見つからず、30分以上迷子になりました。車を除いた唯一の脱出手段がモノレールで、これに乗っても市内まで1時間くらいはかかるんですよ。


タクシーを探すのに30分ほどかかっていた時の様子

飯野:結局会場を徒歩で脱出した後、何とかタクシーを呼んで帰りました。お客さんの気持ちが身に沁みてわかりましたね。もっと市内に近い会場の方がいいかもしれません。

ー大阪での物販はどうでしたか?

飯野:大阪の物販ね。平均的でしたよ。割と名古屋が異常だったんじゃないかと思ってます。大阪公演をしなくなるってことはないでしょうけど、あぐらかいて東京の次ぐらいでしょ大阪、って思ってるかもしれないですけど、全然名古屋のほうが今後って可能性ありますからね。

飯野:俺らの中で今空前の名古屋ムーブなんで。東京、大阪、名古屋じゃなくて、東京、名古屋、大阪だよって感じです(笑)。

伸びしろ抜群!
大人のファンが迎えるあたたかい千秋楽

2024年6月9日。Not found」上映会の千秋楽。開催場所は福岡市早良区にある、マークイズ福岡ももち内のユナイテッド・シネマ。メンバーの須藤祥は上映会を振り返り、語る。

ー福岡は上映会の千秋楽でした。どんな印象を抱きましたか?

須藤:福岡は他の会場と比べて、なんかマイペースだったんですよ。静かなんですけど、空気は良かったですね。物販の時とか、福岡はレジの台数が少なくて、僕はセールスじゃないですけど、「どうですか〜」みたいな(笑)。

 

須藤:その時もすごく話しやすかったですね。友達に近いような感じでした。何だろうな、大人が多いのかな(笑)。

ー福岡は唯一、チケットが完売しない状態で当日を迎えた上映会でした。率直な気持ちはどうでしたか?

須藤:まぁ正直、しゃーないっすよね(笑)。東京から離れたら人はやっぱり減っていくっていうのは有りますし。あと今回会場がももちだったんですけど、実は名古屋よりもちょっとキャパが大きいんですよね。なので、名古屋だったら埋まってたと思います。

須藤:登壇して客席を見た時も、意外と気にならなかったですね。なので、チケットが売れずに当日を迎えた心境としては、別に何も無かったですね。元々福岡は売れたら良いな、ぐらいの感じだったので。ショックとか悲しいとかは無かったですが、まだまだ伸び代あるなっていうのは感じました。 

ー前回の会場と比べ、良かったところや準備で大変だった事などはありますか?

須藤:視聴者の方よりは僕らが嬉しい事なんですけど、ももちは控え室が最高ですね(笑)。ケータリング選手権の動画にも映ってるんですけど、見ての通り「いらっしゃいませ」の空間で。丸いライトが付いた、ハリウッド女優の鏡みたいなのがあったりとか(笑)。しかも控室にトイレと洗面所あるんですよ。目の前に自販機もあるし…


限定動画 Vol.285|ケータリング選手権

須藤:ただ、(以前の会場の)トリアス久山が悪いとかじゃ無いです。久山は控え室がないんですけど、スタッフの方の廊下に僕達の控室を作ってくれたんですよ。ソファーとか持ってきて。「だいにぐるーぷようこそ」みたいな横断幕も飾ってあって。久山はサービスがすごかったですね。

ユナイテッドシネマ・久山の方々の歓迎の様子
前回の『海賊サバイバル』の福岡公演が行われた久山でも歓迎のメッセージ

  ー物販でのファンとの触れ合いについて、感想を聞かせてください。

須藤:今までと大きく変わったことはなかったかなと思います。ただ、僕らの中で、物販のルールって少しずつ変わってきてるんですよ。前は写真撮ったりとかもしてたんですけど、今はしてないんですよね。1人に5分とか時間かけてたら東京なんて300人とか居るんで…でも話す内容とかは変わってないです。「企画の内容どうだった?」とか。


福岡公演の物販の様子

須藤:みんな「良かったです」って言ってくれるんですけど、1人ぐらいは「微妙でした」とかあっても良いなって思います。嘘ついて「良かったです!」って言われるくらいなら、素直に「今回微妙でした」とか言われた方が、「うそ!?ちょ聞かせてどの辺が!?」ってなるので。素直な感想が聞きたいですね。

ー全ての上映会を通しての総括と、次回への意気込みを聞かせて下さい。

須藤:一番印象に残っている所は東京の2日目と福岡ですね。東京2日目については、アフターパーティーがあったのでメンバーシップの方が多かったんですよね。それもあって見知った顔もあって、楽しかったなと。


6月1日(土)開催の東京公演2日目の様子

須藤:福岡はどこが良いかって言われると分からないんですけど、なんか好きなんですよね。何かやってて気持ち良い。すごいラフに行けるんですよね。気持ちが落ち着いた状態で臨めるというか。福岡に関してはシンプルに好き、ということですね。

須藤:で、総括で言わせてもらいますと、今回5回目の上映会でしたが、かなり楽にやらせてもらいましたね。週を分けてやる形だったので結構皆と気持ちよく話せる部分があったのと、変わらず皆が来てくれているから、まだまだこれからやって行けるんだなって気持ちです。

須藤:チケットに関しては、毎回福岡って売れるかなあって不安になるんですが、それでも売れたんで、まだまだ伸びしろがあるなって自信が付く感じですね。

ー因みに今後、福岡アフパの可能性などは…?

須藤:僕らがもっとお客さん集められるようになったらですね…。僕ら的にはやっぱりどこの会場でもアフターパーティーがあった方が、その県の人と話せて、動画の感想も聞けるので。各地でアフターパーティーを出来ることが、目標なんじゃないかなって思います。

ー次の上映会への意気込みをお願いします。

須藤:これだけは言えるって事があって。全部会場埋めたいっすね、やっぱり。おもろい動画を劇場で見てほしいっていう気持ちを僕ら全員持ってるんで。僕らの動画のクオリティーを映画館で見てほしいっていうのはありますね。

須藤:次の夏の上映会に向けて全席埋めれるように頑張りたいと思ってます!!僕らは他のYouTuberと違う方向で進んでいるので、もっとこの上映会のスタイルを知ってもらって、何回も講演してて凄いなと思わせたいですね。

 2週間に渡る4都市5会場の公演を無事に終えた「だいにぐるーぷ」。今回の企画「Not Found」をスクリーンで見て、また画面越しではない生身のメンバーと触れ合って、私たちが思っていた彼らとはまた違う顔を見せてくれた。

「だいにぐるーぷ」独自の催しである上映会はこれからもアップデートを続け、ファンを魅了してくれることだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■『Not Found』先行上映会特設サイトはこちら


Not Found先行上映会特設サイト

■メンバーシップへの登録はこちら
「DAI 2 CREW」になる
ブログに戻る

『Not Found』上映会後半記事チーム

『Not Found』先行上映会の後半部を1本にするため、結成されたチーム。
2部構成になっており、各パートを各担当者の方に執筆してもらった。

■各パート
パート1 大阪公演|飯野インタビュー(りかぺら)
パート2 福岡公演|須藤インタビュー(グミコ)