だいにぐるーぷのメンバーシップ会員が集まり、日々交流を深めている“もうひとつのホーム”——それが公式Discordサーバーだ。
上映会の前に情報交換をしたり、イベント後に感想を語り合ったり。
ここでは、オンラインでもリアルでも、ファン同士が自然につながっていく。
その舞台裏を支えているのがディスコードクルーである。
彼らはサーバーの管理やルール整備、イベント企画、告知デザインなど、サーバーを盛り上げるためのあらゆる工夫を凝らしている。
まさに、ファンが安心して集まれる場所を作る“裏方チーム”だ。今回は、管理・イベント・デザインの3部門を代表する3名に話を聞かせてもらった。
オンラインコミュニティを”ただの掲示板”にしないための仕掛けと、 そこに込められた想いを語る。



ーディスコードクルーは普段どんなことをしていますか?
Reki:ディスコードクルーは主に、「管理チーム」「イベントチーム」「デザインチーム」に分かれてそれぞれの作業をしています。
Reki:自分は管理チームで、基本的にはサーバー内のチャンネルを作ったり、たまにお知らせを出したり。Discordのアップデートや調整、お問い合わせ対応なども行っています。
すながです:僕たちイベントチームは、少し前にやったクイズ大会みたいなメンバーの誰かが参加してくれるような大きなイベントの企画から、遊びCrewみたいな感じの気軽なものまで大小問わず企画を考えています。

2025年6月21日に開催されたクイズ大会の様子
すながです:Discordが活発化するようにいろいろとつぶやいてみたりとか、いろんな「こんなことしてみようよ」っていうのを提案してみたりっていう感じで動いています。「とりあえずやってみよう」がモットーです。
しえりまる:私は主に告知等の画像を作るデザイン担当です。すながさんたちイベントチームと主に一緒に動いていて、イベントにOKがでたら告知の画像を作るって感じでやっています。なので認識としては私もイベントチームですね。

須藤とやるマリオカート大会の告知画像。
マリオカート…と思いきやマリオっぽい須藤とマークもSになっているのがポイントだ。
しえりまる:私もイベント関連の提案をしますし、すながさんに補足するとイベントの実施運営だけでなくコンテンツ自体も1から作ったり、企画提案を須藤さんに持っていったりってこともたくさんしています。
しえりまる:ただ、みなさんご存知の通りだいにの目はとても厳しいので、毎日くらいの勢いで企画提案をしています(笑)
ー活動する上で意識していること等はありますか?
Reki:管理チームとしては、1期〜2期の間である程度サーバーとしての体裁は整えたので、3期〜4期ではさらに使いやすくっていうように動いています。
Reki:例えば、新規にメンバーシップに加入してサーバーに入ってきてくれた方が、まずはどのページを見るのかを意識してチャンネルを少し作り直したりチャンネルの名称を変えてみたり…気づいている人はそんなに多いわけではないと思うんですが、ルールの整備だったり少しずつアップデートしています。

サーバーに新規加入したメンバーシップ会員が最初にみるページ。
運営方針やルール、問い合わせ等の各種フォームがわかりやすくまとめられている。
すながです:僕はおそらくサロンクルーの中でも最年長かなって思っているので、思いつきや企画案をまずはしえりちゃんとかイベントチームに投げてジェネレーションギャップがないかをまずは1回確認していますね。
すながです:だいにのファンは幅広いけど、やっぱりだいにぐるーぷと同世代である20代〜30代が年齢層としては多いのかなって思います。ですが、どんな世代でも楽しめるといいよねって思いながら企画を考えています。
しえりまる:そうですね、私ともう1人ゆちゃんって女の子がいるので、すながさんが持ってきてくれた企画をどうしたら実現可能になるのかっていうように補ってみんなで企画を作り上げています。
しえりまる:その中でも、なるべく多くの人が楽しめるように。参加する人数が限られるイベントも多いんですが、見てるだけでも楽しんでもらえるようにどうしたらいいのかっていうのは常々考えています。
しえりまる:デザインに関しては、オリジナル要素はやっぱりどうしても加えたくて。感謝祭で行った謎解きのフライヤーは、あのピエロももちろんですが、それプラス手書きで西尾さんのコメント入れたっていうのがこだわりですね。

DAI 2 CREW感謝祭2025にて配布された謎解き”Mr.カズユキからの挑戦状”
しえりまる:あれも最初は西尾さんが忙しいのもあって断られたりもしたんですが、「絶対に手書きで!」とかなり無理を言って実現させたりとか。
しえりまる:マリオカートの告知の須藤さんも、ゲームに合わせた雰囲気の告知が作れるようにと意識しています。
ー感謝祭の謎解きはディスコードクルーが主催だったんですね。
しえりまる:そうですね、謎解きはルールとかも含めて結構時間をかけてつくりました。Discordに入ってもらうのが目的だったのでDiscordを使ったり、他の人と協力プレイができるような環境を作るためにDiscord上だけでなく、出題のボードを見ながら会話できるような仕組み作りだったり。

感謝祭での謎解きの様子
しえりまる:Discordに入ってもらうのはもちろんなんですが、それが最終目的っていうよりもその中でお友達を増やせるようにっていうのが最終のゴールにできるようにって思っていました。
ーそれでは今後の展望や野望はありますか?
Reki:とりあえずはDAI 2 CREWサーバーの参加人数をもっと増やしたいですね。現在約3800人程度参加していただいているので、2025年中に4000人、欲を言えば5000人を目指したいなと思っています。
すながです:Discordをもっと活用して、上映会やイベントに「ぼっちだからいけない」「1人で行くの嫌だな」って人が1人でも減ったらいいなと思っています。
すながです:Discord上で上映会やイベント期間だけでも、ゲームしようよとか雑談しようよとかだけじゃなくて、ステッカーやバッジ交換しようとかなんでもいいのでそういったきっかけで、上映会やイベントに行けば誰かしら友達・知り合いがいるよっていう状態が作れたらなと。

すながです:どこの地方にいったら〇〇ちゃんがいるから遠征してみようかなってきっかけになったりとかね。
しえりまる:Discordに入ってもらうためにはやっぱり外から見た時にどれだけ盛り上がっているかとか、意外とメンバーも喋ってるんだ、配信してるんだとかっていうのを伝えるのが一番かなって思っていて。入らないとわからない楽しさをにじませるのが一番だと思うんです。


トークに顔を出すメンバーシップたち
しえりまる:ファン同士で盛り上がるのが一番なのはもちろんですが、もっとだいにもDiscordにきて欲しいな〜って。
しえりまる:Discordが盛り上がればメンバーシップとか動画の再生回数も回るぞってくらいDiscordに影響力をつけて、だいににDiscord民に媚を売らせるっていうのが目標ですかね。Discordはすごいんだぞってアピールしたいです(笑)
ー最後に視聴者のみなさんに一言お願いします!

すながです:とりあえず、1日1回はDiscordを開いてもらえると嬉しいですね。見てるだけでももちろんいいんですが、まずはリアクションだけでもいいので一歩踏み出してきてもらえると嬉しいです。
すながです:メンバーともたまに会話できるし、変な意味じゃなくてマッチングアプリみたいな、友達を作る感じで使ってもらえるといいかなと。そういうのができるように皆さんがコメントしやすかったり、リアクションから参加できるようなイベントだったりっていうのを考えたいと思っています。

しえりまる:私たちだけじゃなくてクルー全体に言えることですが、意外とみなさんの目の届かない部分でも動いているので、今後もたくさんのいろんな方にDiscordに入って良かったって思ってもらえるように日々精進していきます。

Reki:ディスコードクルーは本当に幅広く良くも悪くも他のサロンクルーと違って自由にいろんなスキルが生かせる場所なんです。
Reki:例えば自分だったらエンジニアクルーほどではないですが、プログラミングやbot開発ができたり、しえりちゃんだったらデザインができたり、すながさんみたいにイベント企画考えたり。
Reki:なので、エンジニアクルーほどではないけど、デザインクルーほどではないけどこういうスキル持ってますとかやってみたいっていう気持ちがあれば、是非どういうことをやりたいのかっていう意思を持って応募に臨んでくれたらなと思っています。
Reki:ぜひ僕たちと一緒にDiscordを盛り上げてくれたらと思っていますので、今後募集があればその時はよろしくお願いします!
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メンバーシップ会員が集い、日々交流を深める“だいにのホーム”——Discord。
その居心地のよさの裏には、日々コツコツと場を整え、企画を動かすDiscordクルーの存在がある。
コメントやリアクションひとつから始まる交流が、やがてイベントやオフラインでの出会いにつながっていく。
今日も、あなたの参加をきっかけに新しいつながりが生まれるかもしれない。
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